【マンガ】仮想通貨「Augur(オーガー):REP」の特徴や魅力を解説

2016年に誕生した仮想通貨Augur(オーガー)は、有名な仮想通貨イーサリアムをベースにしたプラットフォームです。Augurは仮想通貨では新しい「予測市場」を対象にしており、世界各国から注目を浴びています。

今回は、注目の仮想通貨Augurの特徴や魅力を解説していきます。


Augur(オーガー)の概要

URL:http://augur.strikingly.com/

通貨名 Augur(オーガー)
通貨略号 REP
公開日 2016年10月
時価総額 上のランクを参照
発行上限枚数 1,100万REP
取扱国内取引所 coincheck
取扱海外取引所 Poloniex、Kraken、Bittrex、Liquiなど
公式サイト http://augur.strikingly.com/
ホワイトペーパー PDF

Augur(オーガー)の基本情報


引用:coingecko.com

まず、Augurの紹介動画がありますのでこちらからご覧ください。

・Augurのはじまり

Augurの開発は2014年10月にスタートしました。

2015年6月にα(アルファ)版がリリースされ、2016年3月にβ(ベータ)版がリリースされています。2015年にはICOが開始され、約6億円の資金を確保した後に2016年10月にREPが上場したという流れがあります。

Augurの名称の由来は、Augurが占い師。通貨のREPは「Reputation」で評判や評価の意味を持っています。

・Augurはプラットフォーム

Augurは仮想通貨そのものではなく、土台となるプラットフォームです。その中で使われている通貨がREPです。

Augurは、正確にはプロジェクトの名称で、イーサリアムのスマートコントラクト技術をもとにした完全なオープンソースの分散型予測市場プラットフォームのプロジェクトのことを言います。

分散型には中央集権型とは違い、中央管理者はいません。

宝くじでは銀行が、競馬や競輪では国が中央集権者となりますが、Augurは誰もが予測市場の胴元になることができます。そのためにいろいろな分野の予想を作ることができます。


引用:dev.augur.net

スポーツはもちろんのこと、金融や保険、科学などのジャンルに応用することができます。

イギリスには、いろいろな出来事を予測するブックメーカーが存在しますが、Augurはその仮想通貨版のようなものです。

・承認方法はSztorc consensus algorithm

ビットコインやAugurなど中央集権がいない場合は、参加者が承認者になって取引を承認し、手数料を得ます。

ビットコインでは、承認することをマイニングと呼んでおり、アルゴリズムはPoW(Proof of work)を使用しています。一方Augurは、通貨を所有している人が承認(事実の認定)する権利を持ちます。一般的に、この手法はPos(proof of stake)と呼ばれていますが、Augurは承認だけではなく報告もするため「Sztorc consensus algorithm」の手法が使われています。

Augur(オーガー)の特徴

・マイニングが無い

Augurにはマイニングがありません。

Augurの通貨REPを取得するのは、基本的には取引所で購入することになります。他には、マーケットのレポーターとして正しい報告をした時の報酬として貰うことができます。

・発行枚数は1100万枚

REPの発行上限枚数は1100万枚です。

ビットコインの発行上限枚数の2100万枚に比べると約半分のかなり少ない量です。REPはすでに発行上限枚数の1100万枚が発行済みです。現在、80%が市場に供給され、20%は開発者や初期の投資家に分配されています。

・予測市場とは

予測市場とは、将来の予測結果を商品として売っているマーケットのことです。

勝利順番を予測する競馬や競輪、試合結果を予測するTOTOなどが身近な予測市場です。また、いろいろなジャンルを予測している、ブックメーカーも予測市場のひとつです。

Augurでは、「次のサッカーワールドカップ優勝国はどこか?」というテーマで予測を立て、予測が当たった人には報酬が与えられ、予測が外れた人は賭けた仮想通貨を失います。予測が正しかったのかどうかの判断は、「群衆の知恵」という分散型のシステムとブロックチェーンが使用されています。

国や銀行が管理する競馬や競輪、TOTOなどとは違い、Augurには中央集権となる胴元がいません。胴元が予測の結果の事実を判定するのではなく、「レポーター」と呼ばれる人たちで事実の判定をします。

・ブロックチェーンが信頼性を高める

一般的なマーケットの予測市場では、胴元がいてお金を集めて、結果によってお金を分配します。

国や銀行といった政府機関なら信用が高いですが、ブックメーカーが胴元の場合、不正や改ざんをされるおそれがあります。

そこで、Augurは、イーサリアムのブロックチェーンを使うことで信頼性を高めています。予測のテーマ、誰が何にいくら賭けたか、賭け金の預かり、その結果の分配など全てブロックチェーンに記録され、あとから改ざんすることは不可能。さらにスマートコンタクトによって、強制的に報酬は分配されます。

・誰でも胴元になることができる

Augurは、分散型の予測市場プラットフォームなので個人同士で自由に予測の賭けができます。いわば、誰もが胴元になることができるのです。

また、決まった胴元がいないことで大幅なコスト削減が可能です。

日本で人気の宝くじの還元率は46%です。残りの54%は銀行の手数料になっています。Augurでは、手数料は賭けのテーマ作成者とREPの保有者に分配され、100%還元されます。

・群衆の知恵とは?

群衆の知恵とは、「集合知」とも呼ばれています。

多くの人が、他人に影響されずに個別に自らのデータを作り出し、その個別データを匿名で集計することによって、知恵が得られると考える仕組みです。Augurのプラットフォームは、”Widom of the Crowd”群衆の叡智を利用しています。

実際、2007年にコロンビア・ビジネススクールのマイケル教授が、”Widom of the Crowd”群衆の叡智が実際に当たるのかを確かめるため、瓶の中に大量のグミを入れて生徒に中に入っているグミの数を予想させました。
実際に入っていたグミの数は850個、予測は871個で21個しか差はありませんでした。さらに、21個差より低い値を出したのは、たった一人の生徒でした。

ほかの例では、2008年のアメリカ大統領選挙のIntradeという予測市場で、50州のうち48州を当てています。

群衆の知恵は、けっこう当たるものだということがわかります。

・Augurの予測市場の作り方


引用:bravenewcoin.com

Augurでの予測市場の作り方を説明していきます。

1・マーケットを作る

まず、メーカーが賭けるマーケットを作ります。

マーケットを作るには手数料がかかりますが、そのマーケットに賭けた人の手数料50%を得ることができるので、人気の予想を立てると報酬が高くなります。マーケットは、終了日やマーケットの種類などを決めることができます。

2018年現在、Augurのマーケットの種類は3つです。

  1. Yes / No Markets(バイナリー):

    バイナリーは、「Yes」か「No」の2種類で結果を得ることができる賭けです。たとえば、「2018年プロ野球で巨人がセ・リーグ優勝するか?」というテーマは、「Yes」か「No」で予測することができます。

  2. Multiple Choice Markets:

    複数の選択肢がある質問をテーマにします。「2018年プロ野球セ・リーグで優勝するチームはどこか?」といった質問では、複数の予測の回答が出てきます。

  3. Numerical Range Markets:

    一定の範囲に結果がおさまるかどうかの質問をテーマにします。たとえば「2018年東京都の最高気温はどうなるか?」といったテーマです。

2・参加者が仮想通貨を賭ける

メーカーがテーマを決めたら、次はそのテーマに対して利用者が仮想通貨を賭けます。

賭けるのは自由で絶対に賭けなければならないということはありません。

また、賭けることのできる仮想通貨は、ビットコインとイーサリアムのみで、REPでは賭けられません。

3・レポーターが結果報告

マーケットの結果が決まったら、レポーターが事実the ground truth認定をします。

これは、the ground truthと呼ばれており、レポーターが行う30日間の調査と29日間の公示期間を経て最終的な事実として認定されます。事実が正しい報告と認められるには、65%の報告が必要なので、the ground truthの結果をねつ造することは極めて困難です。

REPの所有者には、8週間ごとにマーケットがランダムに振り分けられてレポーターとして報告する義務が発生します。レポーターとして正しい報告をするとマーケットの手数料である50%の報酬を得ることができます。逆に、不正や悪意を持って事実と違う報告をすると、ペナルティとして最大で20%のREPを失ってしまいます。

・REPとは?

ここまで説明してきたとおり、REPはマーケットの賭けに使うことはできません。

レポーターとして正しい報告をした時の報酬として得ることができます。仮想通貨というよりも、ポイントとしてのトークンとして捉えた方が良いです。Augurの開発者も以下の通り発言しています。

it is important to mention that REP is not intended to be a stable source of value, but rather an essential component to the Augur platform. REP is used exclusively by the users who report the true outcomes of events. As its name suggests, it literally is ‘reputation’ among those who report ground truths. The Augur team make it clear: “REP is a token that comes with both responsibility and reward; it is not a currency.” Contrary to this statement,

「REPは安定した価値源ではなく、むしろAugurプラットフォームにとって不可欠な要素であることを強調しておきたい。
REPは、予測(賭け)の真の結果を報告するユーザーによってのみ使用されます。その名前が示すように、それは文字通り、真実を報告する人々の間で「評判」です。Augurチームはそれを明確にします: “REPは、責任と報酬の両方を伴うトークンです。」

引用:https://btcmanager.com/what-is-augur-is-it-a-good-investment/

引用:https://blocksolid.io/2016/02/12/interview-tony-sakich-augur/

REPとは、Reputation、日本語で「評価」です。Augurでは正しい事実を報告することによって、評価としてREPを受け取ることができます。

現実の社会でも、正しいことを言う人は評価が高くなります。仕事においては給与という報酬が高くなります。このように個人によって事実が決められるシステムを「Distributed Fact Stream(分散型事実認定)」と呼びます。

・Augur(オーガー)のデメリット

Augurのメリット面の特徴をあげてきましたが、デメリットもあります。

1・賭博として規制される恐れ

日本では賭博は禁止されています。限られた許可を持った者だけが賭け事を開催することができます。(競馬、競輪、宝くじ、TOTOなど)Augurは賭け事を取り扱うシステムのため、日本をはじめ世界各国の法律に従わなければなりません。

しかし、オンラインカジノはサーバーが海外にあるため日本の法律の対象にならないという意見もあります。今後、Augurは賭博行為として国から禁止されるかどうかが問題視されています。

2・いまだβ版であること

Augurが現在公開しているのは、β(ベータ)版で、正式なリリース日は決まっていいません。

β版では、テストとして稼働しており、実際にビットコインやイーサリアムを使って賭けることはまだできません。そのため、上場して1年以上経過していますがREPもいまだに正しく機能していません。ずっとβ版のままでは、使う人が少なくなり、Augurの価値が下がってしまいます。

3・ライバルの出現

分散型予測市場では、他のライバルが出現しています。

金融企業のinvest.comの支援を受けているSTOXや、 Augurと同じくイーサリアムを使ったトークンのGnosisといった分散型予測市場のライバルが出現しています。現在は、まだAugurの方が価格は上ですが、開発が遅れるとライバルに抜かれてしまう可能性があります。

Augur(オーガー)の価格

Augurは時価総額390億円で、仮想通貨ランキングでは38位にいます。(2018年3月時点)

2016年の発売当初から安定している仮想通貨です。

Augur(オーガー)のチャート


引用:coinmarketcap.com

AugurはICOで約6億円の資金を得ました。公開日は2016年10月4日で、価格が20倍にも急騰しました。そこで一気に売る人が増えて、大きく下落します。値を下げながらも、安定した動きを見せていましたが、2017年2月にまた急騰します。この理由は特定できていません。

理由のひとつとして、Airbitzとの提携が発表されたことがあげられます。

しかし、これだけでは急騰の原因にはなりません。海外の投機目的の大手が動いたのかという噂も立っています。

3月現在は価格が落ち着いており、1REP=約3500円~4000円で取引されています。

Augur(オーガー)が買える取引所


引用:coinmarketcap.com

国内取引所

・coincheck(コインチェック)

日本国内で、Augurを取り扱っているのはコインチェックだけです。

しかし、2018年1月にコインチェック社からNEMが流出した事件で、現在コインチェックでの取引はできません。どうしても国内の取引所が良いという人は、最新のニュースをチェックするようにしましょう。

海外取引所

・Poloniex(ポロニエックス)

Poloniexは、2014年にアメリカで設立された仮想通貨取引所です。

扱うアルトコインの数は100種類程度ですが、アルトコインの取引高は世界一です。手数料が安いことが特徴で、海外で安く取引をしたいという人におすすめです。

・Kraken(クラーケン)

Krakenは、2011年アメリカのサンフランシスコで設立された仮想通貨取引所です。

日本にも子会社があり、2014年にPayward Japan株式会社が設立されています。日本に子会社があるだけあって、サイトが日本語に対応しています。英語が全く読めないという人でも海外取引所が使えると人気が高いです。

・Bittrex(ビットレックス)

Bittrexは、2014年アメリカのラスベガスに設立された仮想通貨取引所です。

扱うアルトコインの数は、200種類以上でとても多いです。マイナーなアルトコインや、公開したばかりのアルトコインが取引できるということで人気の取引所です。手数料は高めですが、世界で最も有名な仮想通貨取引所なので、安心して取引をすることができます。

Augur(オーガー)の将来性

・保険業界に革命を起こす可能性

Augurは保険業界に新しい革命を起こすことが期待されています。

保険業界は、賭け事と似ている部分がとても多いです。たとえば、「人生のうちでガンになるかどうか?」は賭け事によく似ています。保険業界では、病気にかかるかどうか統計学を使って算出しており、コストと時間がかかっています。しかし、Augurを使えば、自動化することができるので、コストと時間を大幅に削減することができます。

今後、金融業界がブロックチェーンを使っているように、保険業界もAugurの技術を使う可能性は非常に高いです。

・世界に広がるマーケット


引用:coingecko.com

Augurの取引されている取引所を見ると、欧米の取引所だけでなく、韓国の取引所の扱い高がとても多いです。Augurはウクライナの仮想通貨取引所でも取扱いをされており、これからさらに世界中に広がっていく可能性が高いです。

日本でも、Augurは注目されており、コインチェック以外でも取扱いがはじまれば急騰する可能性があります。

まとめ

Augurは、予測市場のプラットフォームであり、他の仮想通貨との違いが明確です。

予測市場が拡大して、保険業界や他の業界にも普及していけば順調に伸びていくと予想されます。さらに現在マーケットでリリースされているのは、まだβ版です。もし正式版がリリースされると、一気にAugurは注目を浴びて急騰する期待が高いです。

今後、Augurの開発陣がどのような明るいニュースを発表するのか、続報に期待です。

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経営者兼投資家です。テクニカルも意識していますが、ファンダメンタルズ優先で活動しています。国内外の仮想通貨ニュースはもちろん、値動きに直結するニュースをメインに集めて配信しています。得意銘柄は主にBTC,BCH,XRP,ADAなどです。ICOも情報入り次第配信します。