これまではどこの仮想通貨取引所のトレーディングシステムも、従来の株取引システムに比べると遅く、不安定なものでした。
そんな問題を改善するため、ビットスタンプが動き出します。ビットスタンプは従来よりも1250倍早いマッチングスピードと、400倍の処理能力を誇る新しいトレーディングシステムを導入するとのこと。
これが実現すれば、個人だけでなく機関投資家も参入しやすくなり市場がさらに解放されるといってよいでしょう。
では今回のニュース本文を確認してみましょう。
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仮想通貨取引所ビットスタンプは、新しいトレーディンスシステムによってより素早い取引を目指す
翻訳元記事
coindesk:Crypto Exchange Bitstamp Aims to Get Faster with Tech Upgrade
仮想通貨取引所ビットスタンプは、国際的な取引所で伝統的な投資機関やマーケットを顧客するCinnoberによって開発された、新しいマッチングシステムを導入しました。
月曜日にビットスタンプが発表したところによると、Cinnober’TRADExperess Trading System はビットスタンプの社内マッチングエンジンの後を継ぐものとなります。
新しいシステムは、昨年の12月の大相場のようなマーケットが活性化する重要な期間の注文のキャパシティを大幅に向上させることができると、ビットスタンプのCTOデイビッド氏がコインデスクに語った。
デイビッド氏の説明はこちらです。
「私たちの注文のマッチングスピードは1250倍早くなり、処理能力は400倍になることが期待できます。
処理能力が増えれば私たちのプラットフォームはどんなレベルの要求にも対応できることを保証します。私たちのマッチングエンジンはすでに、十分にパワフルで昨年末のような大相場にも対応できますし、何がおころうともと安定した取引を提供できます。」
このスピードアップは、ビットスタンプが機関投資家向けの取引サービスの開発を後押し、取引所がパフォーマンスの低下を招くことも、新しいAPIを提供することもなく、注文方法や取引ペアを追加させることができます。
新しいマッチグエンジンは、いくつかのフェーズに分けて実行に移されます。
第一段階は、来年の第一四半期に行われて、6月には完了するとビットスタンプは発表しています。
ビットスタンプは2016年、ヨーロッパで最初に決済機関としての承認を得た仮想通貨取引所の1つでした。新しいトレーディングシステムは、仮想通貨と従来の金融取引の橋渡しとなる第一歩を踏み出したとCEO Nejc Kodrič氏はプレスリリースで述べました。
私たちのマッチングエンジンは、従来の取引所のようなスピードと処理能力と同等になる、とCEOは述べました。
「私たちがCinnoberを選んだ理由は、世界中の金融市場で実績があることが証明されているからです」
1998年に設立された、ストックホルムに本拠地を置くCinnoberのソフトウェアは、従来の取引所では広く知られています。オーストラリア証券、ブラジルのB3、ドバイのゴールド&コモディティ取引所、日本証券グループ、ロンドン金属取引所、ヨハネスブルグ証券取引所、など世界中の取引所で採用されています。
CinnoberグループのCEOピーターレナード氏自身の会社の新しいシステムは、ビットスタンプが安定したサービスをユーザーに提供することができるでしょう、と語っています。
「投資家と各規制当局の関心が集まる中で、パフォーマンスを向上させた上で安定性を向上させるために、トレーディンスシステムをアップグレードすれば、安全で信頼性が高い市場を提供できるという確固たる意思表示になる」
と述べました。
ビットスタンプは、2011年にロンドン、ルクセンブルグ、スロベニア、そしてアメリカにも支店を設立してきました。
10月にコインデスクが報道したように、ビットスタンプの所有権の過半数は、ベルギーに拠点がある韓国の投資企業NXCが投資するNXMHが保有しています。
まとめ
ビットスタンプで導入されるシステムは、日本の証券取引所グループでも採用されている実績がある企業が開発した信頼できるシステムです。導入が進み、仮想通貨取引が高速で安定したものになれば、市場が広がり価格の上昇が見込めそうですね。
ビットスタンプ以外にもこの流れが広がれば仮想通貨取引はより快適になるでしょう。
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