セリングクライマックスという言葉、最近よく見かけますよね。
セリングクライマックスは英語で書くと「selling climax」と言って直訳すると「売りの最高潮」です。それでは実例を示しながらセリングクライマックスについて説明しますね。
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セリングクライマックスはパニック売りの連鎖で発生する
セリングクライマックスとは、安値圏で売りが売りを呼んで出来高が急増した上で暴落することを言います。「これまでのホルダーは全員損切りしちゃったんじゃないの?」というくらい売られてしまい皆が絶望に頭を抱えている状態です。
セリングクライマックスが起きやすい局面はこちらです。
- 価格が長らく低迷している
- 毎日ジリジリ下げ続けている
このような状況で、大きな「売り注文」や「空売り」などが入ると、個人投資家が狼狽して「投げ売り」を始めます。すると、それを見た投資家も恐怖心に駆られて後先考えずにパニック売りしていまいます。
その投げ売りの連鎖が続き、個人投資家が「総悲観状態」になった時がセリングクライマックスです。
セリングクライマックスの後は相場は上向きになる
セリングクライマックスでパニック売りしてしまった人には気の毒なことに、多くの人が損切りや利確をしてしまったことで各価格帯の「シコリ」がなくなり、価格は上昇します。
「売りたい人はみんな売った状態」がセリングクライマックスなので、売り物が極端に減って買いが入れば入るほど、価格が上がるのです。だから、セリングクライマックスを見極めて、買いで入ると大きな利益が得られることが少なくありません。
株式相場ではよく言われていることですが「総悲観は買い」、「総楽観は売り」です。
価格を大きく下げて出来高が急増している場合はセリングクライマックスを疑って、勝負に出ると大きく資産を増やすことができます。ちなみに、セリングクライマックスの逆はバイイングクライマックスで「バイクラ」と呼ばれ、買いたい人が全員買ったので後は下げるだけ、という局面になります。
「ビットコインは1000万円を突破する」などと誰しもが言い出して、出来高が急増し価格も大幅に上昇した時がバイイングクライマックスになりえますね。
セリングクライマックスなのか下降の途中なのか?見分ける方法は?
セリングクライマックスで、購入することができさえすれば資産が大幅に増加するのは前述の通りです。しかし、セリングクライマックスの見分け方はちょっと難しいです。
まずはセリングクライマックスの条件を確認しましょう。
- 価格は大底圏
これまでの最低価格を割る、もしくは上昇スタートしたあたりの価格を割ったあたりが目安です。 - 出来高が急増
ジリジリと下げてた場合、それに合わせて出来高も減少するのですが、出来高が突如急増して価格が大きく下げた時がセリングクライマックスと言えます。 - 総悲観の雰囲気が漂っている
Twitterや掲示板が「もうビットコインは終わった」「10万円に逆戻りだ」などと言い出したら総悲観のサインです。
これら3つの条件を満たしている場合、セリングクライマックスの可能性が高いです。
価格の暴落と出来高の急増はチャートで確認することができます。
仮想通貨業界ではまだセリングクライマックスらしきものは発生していないので、セリクラが発生した米国株のチャートで確認してみましょう。このチャートでは2月ごろに大暴落が起き、大きくリバウンドをしていることがわかります。
https://twitter.com/nicosokufx/status/980917497326120961
こんなチャートを見たら誰しも買いたいどころか全ての通貨を投げ売りしたくなりますね。
まとめ
セリングクライマックスを見分けるのは難しいですが「総悲観」、「底値圏での大暴落」「出来高急増」の3つが揃うとセリングクライマックスの可能性が高いので、注意が必要です。チャンスを見極めることが出来る人は買いの用意をしておくと良いと思います。
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