【マンガ】仮想通貨BitcoinCash(ビットコインキャッシュ)とは?特徴・価格・チャート・取引所・今後の将来性について解説します

ビットコインキャッシュ(BCH)はビットコインからハードフォークした仮想通貨です。

2017年8月に生まれたばかりのビットコインキャッシュですが、2018年3月現在で時価総額4位という価格を誇る仮想通貨に成長しています。今回は、ビットコインキャッシュとは何か、どんな通貨なのか?また今後どういった動きをするか?をこの記事で予想します。

マンガも用意しているので是非チェックしてみてください。

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ビットコインキャッシュ(BCH)の概要

URL:https://www.bitcoincash.org/

通貨名 ビットコインキャッシュ(BCH)
通貨略号 BCH
公開日 2017年8月1日
時価総額 上のランクを参照
発行上限枚数 2100万枚
アルゴリズム proof of work
取扱国内取引所 Zaif(ザイフ)、bitFlyer(ビットフライヤー)bitbank、GMOコインなど
取扱海外取引所 Bittrex(ビットトレックス)、BINANCE(バイナンス)など
公式サイト https://www.bitcoincash.org/
ホワイトペーパー あり

ビットコインキャッシュの基本情報

URL:coingecko.com

ビットコインから派生

ビットコインキャッシュは2017年8月にビットコインからハードフォーク(分岐)して作られた仮想通貨です。

ビットコインキャッシュは、ブロック番号478558の時点(2017年8月1日13:16(UTC))でビットコインを保有していたすべての人に付与されました。ビットコインでは、スケーラビリティ問題(容量不足の問題)が常に問題視されていましたが、その解決策としてビットコインキャッシュが生まれています。

ビットコインのスケーラビリティ問題とは?

ビットコインの取引では、データをブロックの中に格納して、ブロックがマイナーと呼ばれる人たちによって承認されて取引が成立します。また、ブロックのサイズは1MBで、10分に1回生成されます。

最近、特に2017年末、2018年年始に仮想通貨への注目度が上がったことにより、取引データが急激に増えました。そのため、ブロックの生成が間に合わず取引が承認されない、手数料が高騰するというスケーラビリティ問題に直面することになり、大きな議論を巻き起こしています。

スケーラビリティ問題の解決

ビットコインでは、スケーラビリティ問題を解決するために、提案書BIP91が提示されました。

BIP91では「segwit2x」が提案されています。「segwit2x」とは、取引データを圧縮して格納し、そのあとブロック自体のサイズを拡張するという2つのアップデートのことです。「segwit2x」にアップデートすれば、ビットコインの問題を解決できると、ビットコイン開発に携わっているBitcoin coreを中心に賛成されました。

しかし、ビットコインのマイニングを行っているマイナー集団によって「segwit2x」は猛反対されます。

特にビットメインのジハン・ウー氏からの反発は強いものでした。ビットメインのジハン・ウー氏をはじめマイナー集団は、ビットコインのマイニングのために膨大な資金を使って独自の回路を作っています。「segwit2x」にアップデートされると、その設備投資した回路が使えなくなってしまうのです。

結局、マイナーの反発によってビットコインは「segwit2x」にアップデートをすることを断念しましたが、2017年7月18日にビットコインは、ハードフォークを宣言します。そこで誕生したのが、ビットコインキャッシュです。

ビットコインキャッシュの特徴


URL:https://www.bitcoincash.org/

ビットコインの思いを受け継ぐ

ビットコインキャッシュは「真のビットコイン」を目指しています。

ビットコインキャッシュは、ビットコインが本来目指していた”Peer-to-Peer Electronic Cash”を引き継ぐプロジェクトです。現在でも、ビットコイン設立当初の思いを受け継いでいます。

以下ビットコインキャッシュの公式サイトからの引用です。

ビットコインキャッシュは、”Peer-to-Peer Electronic Cash”というビットコインのオリジナルのビジョンを実現し、この世界に信頼できるお金をもたらします。企業もユーザーも、わずかな手数料だけで確実な送金が可能になります。無制限の成長、世界的な採用、規制のないイノベーション、および分散型開発。これらによりビットコインキャッシュの未来は光り輝いています。引用:https://www.bitcoincash.org/

非中央集権型を貫く

ビットコインはマイニングをするマイナー集団の声が大きくなり、マイナーが中央集権のようになってきています。

しかし、ビットコインキャッシュは、非中央集権です。マイナー集団や組織に左右されず、銀行などの中央集権型の企業を必要としない経済圏の構築を目指しています。非中央集権型にすることで、誰でもビットコインキャッシュに参加しやすくなっています。

送金件数を拡張

ビットコインのブロックは1MBに制限されています。この小さい容量が、スケーラビリティ問題の一因です。

一方、ビットコインキャッシュのブロック容量は8MBに拡大されています。容量を大きくすることで、スケーラビリティ問題が起こりにくく、スムーズに取引をすることができます。

手数料が安い

ビットコインは銀行のサービスを使用できない貧困層でも決済手段を手に入れるという目標を掲げたプロジェクトでした。

しかし現在のビットコインは手数料がとても高額です。送金に数十ドルという高額な手数料のため動かすことのできない少額のアカウントが、全ビットコインアドレスの中で55%も占めています(取引量が減っている2018年3月現在、送金スピードは改善され、手数料はかなり安くなっていますが、今後取引量が増えた時どうなるかに注目)。しかし、ビットコインキャッシュの手数料は安く、1日数ドルだけで暮らす貧しい人々にも使われることを想定しています。

ブロックチェーン上での取引をする

ビットコインでは、スケーラビリティ問題を解決するために、「Lughtning Network(ライトニングネットワーク)」の開発を進めています。

ライトニングネットワークとは、ビットコインの取引をブロックチェーンの外で行い、処理速度の向上と手数料の削減を目指しているプロジェクトです。しかし、ビットコインキャッシュでは、ブロックチェーンの外で取引を行うということは一切なく、サトシ・ナカモト氏の考え通りブロックチェーンの中で取引をすることを重視しています。

ビットコインの神様も声明を出す

ビットコインの神様と言われているロジャー・ヴァー氏もビットコインキャッシュを支持する声明を出しています

Bitcoin.comのCEOロジャー・ヴァー氏がビットコインとビットコインキャッシュの時価総額が2018年に入れ替わると予想

2017年12月22日

キャッシュ派はビットコインキャッシュがビットコインと主張

引用:http://www.bitcoinkiss.com/2017/10/18/bitcoin-cash-is-bitcoin/

ということでビットコインとビットコインキャッシュはお互いの主張を展開しつつ、現在は平行線で進んでいるという状況にあります。

ホルダーもビットコイン派、ビットコインキャッシュ派、思いれを強く持たずに両方所有する人などと別れているため、ツイッターなどでは度々議論になっています。

ビットコインキャッシュの価格


引用:coinmarketcap

ビットコインキャッシュは、仮想通貨ランキングの中で4位を誇っています。(2018年3月現在)

仮想通貨ランキングでは常に3位~4位をキープしており、安定した価格を維持しています。時価総額は1兆6千億円という巨大な金額で、数ある仮想通貨の中でも影響力が強い通貨と言えます。

ビットコインキャッシュのチャート


引用:coinmarketcap

ビットコインキャッシュは、2017年の8月1日ビットコインからハードフォークされて誕生しました。

2017年8月の誕生当初の価格は、マイニングも進んでおらず、1BCH=3万円程度でした。その後1BCH=10万円を超え、取引高でビットコインを超えることも増えました。しばらく安定した値段が続いていましたが、2017年11月に1BCH=23万円になります。

2017年11月のビットコインキャッシュの高騰は、開発チームが「ビットコインキャッシュこそ正式なビットコインになる」と正式に声明を出したことや、ビットコインで11月に予定されていたアップデート「segwit2x」が中止になったことが理由です。「segwit2x」で行われるハードフォークにおいて無料で配布されると予想されていたビットコインの配布が無くなったことからビットコインキャッシュに流れてきました。

2018年2月には、ビットコインキャッシュは1BCH=42万円という急騰をみせます。

その原因はいくつかあります。

  • ビットコインからビットコインキャッシュを抽出するやりかたが記載された文章の作成で報酬が得られる
  • ビットコインキャッシュの問題である二重支払への対策
  • ピアツーピアで商品を購入できるオープンバザールとの提携:オープンバザール:https://www.openbazaar.org/
  • ロジャー・ヴァー氏の運営サイトで「ビットコインキャッシュが本当のビットコインである12の理由」という記事が注目された

その他にも…

  • ビットコインよりもビットコインキャッシュは手数料が安い
  • ビットコインよりもビットコインキャッシュの方が取引処理速度優れている
  • ビットコインキャッシュは個人間取引ができる
  • ビットコインキャッシュは即時取引が可能
  • ビットコインキャッシュは発展途上国でも需要が高い
  • 以前ビットコインは銀行を必要としない目標を掲げていたが現在はビットコインキャッシュがその目標を掲げている
  • ビットコインは一部のコア派による開発で中央集権化している
  • ビットコインキャッシュは手数料や合算のコストが少ない
  • ビットコインキャッシュは非中央集権型
  • ビットコインはブロックチェーン上にデジタル署名をする
  • ビットコインキャッシュはスマートコントラクトが可能

など、このような複数の要因があり、2018年2月にビットコインキャッシュは急騰しました。現在は、価格が落ち着いており、1BCH=8万円~10万円で推移しています。

ビットコインキャッシュが購入できる取引所


URL:coinmarketcap.com

国内取引所

Zaif(ザイフ)


URL:https://zaif.jp/

Zaifは、2015年3月4日に設立された日本の仮想通貨取引所です。日本のテックビューロ株式会社によって運営されています。取引手数料が安いことが特徴です。日本の取引所で手数料を抑えて取引したいという人におすすめの仮想通貨取引所です。

2018年3月8日、金融庁がテックピューロを含む7社に業務改善命令を出しました。Zaifを利用する時は、ニュースをチェックして慎重に利用しましょう。

bitFlyer(ビットフライヤー)


URL:https://bitflyer.jp/ja/

ビットフライヤーは、ビットコインの取引高が日本一で日本の中でもシェアが大きい仮想通貨取引所です。大手企業が株主をつとめているので、資金が十分にあります。セキュリティにも資金投資を積極的に行っているので、安心して取引をすることができます。

海外取引所

Bittrex(ビットトレックス)

ビットトレックスはアメリカの仮想通貨取引所です。扱う仮想通貨は250種類以上あるので、日本では取引できない仮想通貨の取引ができます。

取引高は1日で2億円を超す日もあり、世界最大規模の仮想通貨取引所です。海外の取引所ですが、手数料は高く設定されています。珍しい仮想通貨を取引したい人や、規模の大きい取引所で安心したいという人におすすめです。

BINANCE(バイナンス)

バイナンスは、2017年に設立されたばかりの中国の仮想通貨取引所です。

100種類以上の仮想通貨の取り扱いをしています。2017年12月には取引高が世界1位になり、世界最大級の仮想通貨取引所になりました。中国の取引所ですが、日本語に対応しているので初心者でも取引がしやすいです。

ビットコインキャッシュの今後

2018年、ビットコインキャッシュはどんな動きをするでしょうか。今後も明るい材料がそろっています。

ビットコインキャッシュ基軸の取引所


URL:https://www.coinex.com/

2017年12月に、イギリスに「CoinEX」にビットコインキャッシュ基軸の取引所が開設されました。さらに、中国の大手取引所「OKEX」でもビットコインキャッシュ基軸の売買板が追加されています。

海外取引所で使われる取引では、ビットコインを使うことが多いですが、ビットコインの処理速度が遅いことから、ビットコインキャッシュを基軸とした取引所ができています。さらにビットコインキャッシュを基軸とする取引所が開設されると需要が高まっていきます。

サードパーティーの動き

2018年、サードパーティーでは、「Handcash」という端末同士を近づけるだけでビットコインキャッシュが送れるというアプリをリリースする予定です。

SMSでビットコインキャッシュを送受信できる「Cointext」というシステムも開発中で、新興国市場や発展途上国をターゲットにしています。

店舗での決済

店舗での決済にもビットコインキャッシュが使われるようになってきました。

https://twitter.com/gamou99tamura/status/944826419498151936?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fstory-is-king.com%2Fpost-10131

ビットコインは取引に時間がかかるため、ビットコインキャッシュが店舗での決済で使われるようになっています。日本でも芸人のたむらけんじさんのお店「炭火焼肉たむら」のチェーンで使うことができ、使える店舗はさらに増え続けています。

まとめ

ビットコインキャッシュは「真のビットコイン」を目標に掲げており、サトシ・ナカモトの理論を忠実に守っています。

ビットコインキャッシュは、ビットコインの問題を解決しており、さらに開発が進んでいます。利用者にとっては、手数料が安く、店舗での決済にも使える便利な仮想通貨です。いつか本当にビットコインキャッシュがビットコインを抜いてメインの仮想通貨になる日が来るかもしれません。

そんな期待ができるビットコインキャッシュと、ビットコインの関係は今後も目が離せませんね。

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士事務所で働く24歳OL。2016年8月に、わけも分からず仮想通貨を買って握りしめていたことが全てのはじまり。以前は「男にたかる港ガール」だったが、仮想通貨がキッカケで「自力で稼ぐこと」に目覚めて、今はICOや草コインを買いあさり、トレードまで自分で行うまでに。「クリプトカレンシー女子」として情報発信も広く行っている。