【マンガ】仮想通貨Zcash(ZEC:ジーキャッシュ)とは?特徴・価格・チャート・取引所・今後の将来性について解説

仮想通貨の中でも最近特に人気が高まっているのが、匿名性の高い通貨です。

とくに2016年に誕生したZcash(ZEC)は、ゼロ知識証明を利用した匿名性の高さで注目が集まっています。J.P.モルガンとの提携や、イーサリアムが技術を利用したことで話題のZcash。今回は、その特徴と魅力を徹底的に解説します。

特徴を分かりやすく説明したマンガもご用意しています。是非チェックしてみてください!

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Zcashの概要

URL:https://z.cash/

通貨名 Zcash(ジーキャッシュ)
通貨略号 ZEC
公開日 2016年10月
時価総額 上のランクを参照
発行上限枚数 2,100万枚
取扱国内取引所 coincheck
取扱海外取引所 Bittrex、Livecoin、Poloniexなど
公式サイト https://z.cash/

Zcashの基本情報


引用:coingecko

Zerocoinプロジェクト

Zcashは2016年10月に公開された仮想通貨で、通貨単位はZEC。その前身は、2013年にスタートしたZerocoinプロジェクトです。

2014年には、Zcashを象徴する、ZK-SNARKプロトコルが開発されました。その後改良版のZerocashが開発され、Zcashチームにより2016年にZcashが公開されました。いわばZcashは、Zerocoinプロジェクトの完成形です。

CEOは、Zooko Wilcoxです。エンジニアには、Matthew Green、Eran Tromer 、Ian Miersなどがいます。

ビットコインに似ている

Zcashは、有名な仮想通貨ビットコインと似ている点が多くあります。

発行枚数は同じ2100万枚、コンセンサスにはProof of Work(POW)を採用しています。ビットコインにとても似ていますが、違いは匿名性です。ビットコインのブロックチェーンでは、取引を追跡することができます。一方、Zcashでは、ブロックチェーンにくわえ、送信者、受信者、取引量が完全に匿名で取引することができ、追跡不可能です。

Zcash(ZEC)の特徴やメリット

ICOをしていない

多くの仮想通貨では、公開前にICOをすることで資金を得ています。しかし、Zcashは公開前にICOを行っていません。

マイニングで得られたZECだけが市場に出るという形でスタートしています。ちなみに公開から4年間は、マイニングされたうちの10%がファウンダー報酬として、開発者やZcash foundationなどに送られます。

開発チームにとってZcashの価値が高まることが、多く報酬を得られるシステムであるため、開発が活発に行われています。また、公開にともなった混乱や、急激なインフレを防ぐために、2016年はマイニングしても報酬がないスローマイニングを実施していました。現在では、マイニング報酬として12.5ZEC得られます。

匿名性が高い

Zcashの一番の特徴は、匿名性が高いことです。

取引は全て暗号化されているため、送信者や受信者、コインの取引量を知ることはできません。この匿名性を高めるために「ゼロ知識証明(説明は後述)」という技術を使っています。

他に匿名性が高い仮想通貨としては、DASHやMoneroがあります。しかし、DASHやMoneroでは取引履歴は匿名ですが、送信者や受信者、取引量はオープンです。そのため、Zcashは最も匿名性が高い仮想通貨と言えます。

ゼロ知識証明とは?

Zcashの匿名性に欠かせない「ゼロ知識証明」とは、ある人が別のある人に「真実である」ということを以外の情報を与えず、でも「真実である」ことを証明する手法です。

Zcashでは、この手法を用いて「真実であること」の証明のために、「真実」以外の情報は一切伝えず取引をすることを可能にしています。「ゼロ知識証明」を使うことで、送金者、受信者、取引量といった情報が全て暗号化されて外からは全くわからなくなります。

情報を見るためには、閲覧権のある正しい閲覧キーが必要です。閲覧キーは、利用者の間で送受信することが可能です。

ゼロ知識証明の詳細な説明はこちら

ゼロ知識証明のロジックは上の説明だけで理解するのは困難です。こちらの記事がとても参考になるので、詳しく知りたい方はチェックしてみることをオススメします。参考:ゼロ知識証明とは?

送金速度が速い

Zcashは、ブロック生成時間が2分半です。ビットコインが10分以上かかるのに対して、かなり早い速度です。

ブロック容量は、ビットコインの1MBに対してZcashは2MBあります。容量が大きいため、ビットコインのようなスケーラビリティ問題が発生せず、スムーズに取引をすることができます。

2つの送金方法

Zcashには、shieldedとtransparent という2つの送金方法があります。違いは匿名性です。

shieldedは匿名性が高い送金方法で、Zから始まるアドレスです。送信者や受信者を暗号化して匿名化した取引ができます。もう1つの、transparentはオープンな送金方法です。tから始まるアドレスで、取引の情報は全て確認することができます。transparent で送金されたZcashの取引データは、zchainに記録されています

マイニングアルゴリズムEquihash

ZcashはマイニングのアルゴリズムにEquihashを利用しています。

Equihashを利用することによって、マイニング専用のチップであるASICを使ったマイニングをすることができません。そのため、膨大な資金力を持った一部のマイナーにのみ報酬が与えられるといったことがおきません。誰もがマイニングをして報酬を得ることができます。

また、マイニングを一部のマイナーにのみ集中させないことによって、マイナーに影響力を持たせず中央集権化することを防ぎます。

ビットコインは、非中央集権型の仮想通貨ですが、現在では一部のマイナーの影響力が高くなりすぎて、マイナーが中央集権化しています。個人を大切にするZcashは、Equihashを使うことで非中央集権をはかっています。また、Equihashは、ビットコインゴールドでも使用されている注目のアルゴリズムです。

Zcashのデメリット

ここまでZcashの特徴で良い点をあげていきましたが、悪い点もあります。

ダークウェブでの利用

Zcashは、匿名性の高い仮想通貨です。その匿名性の高さを利用して、ダークウェブで利用されることがあります。

ダークウェブでは、薬物や違法な商品が売買されています。ダークウェブの市場規模は大きく、現在でも大手サイトがたくさんあります。ダークウェブ上での取引は、公開されては困るため匿名性の高い仮想通貨が使われます。

ハッキング&盗難されたNEM(ネム)が換金されてしまった…と話題になった裏の世界「ダークウェブ」とは?

2018.02.13

Zcashは、とくに匿名性が高いため利用者が多く問題視されています。

Zcashは偽造可能?

Zcashは、匿名性の高い「ゼロ知識証明」を利用するため、システムをアップグレードするTrusted setup行うことで、特殊なパラメーターが生成されています。このパラメーターが悪用されることによって、Zcashが偽造される可能性があります。

これの特殊なパラメーターは開発者のみが知っている情報です。

そのためZcashではセレモニーとして集まり、パラメーターを記録した媒体を開発者で破壊するということをしています。しかし、これだけでは完全にパラメーターを悪用することを防ぐことはできないと批判を受けています。

規制強化の流れ

Zcashは、ダークウェブでの利用だけでなく、マネーロンダリングやインサイダー取引に使われているのではないかという疑惑が高まっています。

そのため、各国で規制が強化される可能性が高い仮想通貨です。

また、Zcashの匿名取引は、公式ウォレットでしか取引することができません。Zcashの公式ウォレットは、Linuxのみしか公式でサポートされていません。匿名取引には時間がかかることもあり、Zcashの一番の売りである匿名取引があまり使われていないという状況です。

Zcashの価格


引用:coinmarketcap

Zcashの仮想通貨ランキングは、時価総額は890億円で、25位前後です(2018.04.11時点)。

ライバルとされる、匿名性の高い仮想通貨のDASHが12位、Moneroが10位なので、ライバルよりも少し後ろに存在しています。

Zcashのチャート


引用:coinmarketcap

Zcashは、公開当時、匿名性の高い仮想通貨が注目されていたこともあり、1ZEC=14万円という高値をつけました。

しかし一気に下落し、1ZEC=3000円台で取引されるようになり、その状態が長く続いていました。2017年5月、大手銀行のJPモルガンとZcashの提携が発表されたことで、1ZEC=4万円まで急騰します。2018年に入り仮想通貨全般が下落しているため、Zcashも同じく下落していますが、好材料があれば急騰する仮想通貨と言われています。

Zcash(ZEC)は応援される通貨

Zcashは、多くの著名人から支持されている通貨です。Twitterやサイトで応援の声が上がっています。

Zcashへの各コメント紹介

Edward Joseph Snowden 元CIA職員

Google訳:同意する。 Zcashのプライバシー技術は、Bitcoinの最も興味深い選択肢になっています。 Bitcoinは素晴らしいですが、「プライベートでないと安全ではありません」

その他にも著名な方のコメントが多数集まっており、その注目度の高さが伺えますね。

Bitcoin.comのCEO Roger・ver

”ビットコインの弱点である部分がZcashの強みで、ユーザーの金融のプライバシーを守ることが可能になります。ビットコインと競争できるものがあるとすれば、それはこの領域でしょう。”

Adam Back 博士、プルーフ・オブ・ワーク発明者、BLOCKSTREAMファウンダー

“Zcashのチームは切実に求められていた仕事をしています。このようなプロトコルはp2p電子通貨の理想的な基礎要素です。“

Pieter Wuille  BITCOINコア開発チーム、BLOCKSTREAMファウンダー

“デジタル通貨におけるよりよい代替可能性の研究には強い必要性があり、Zcashは他の追加開発を超える野心的なプロジェクトです。”

各コメントの引用元:https://z.cash/ja/buzz.html

このように、多くの著名人から支持されているZcashは、仮想通貨の中で最も応援されている通貨であると言っても過言ではありません。

Zcashを購入できる取引所

国内取引所

coincheck(コインチェック)

日本国内で購入できる取引所は、コインチェックのみでしたが、2018年のNEM流出問題のため、現在取引ができない状況です。コインチェックの最新状況は、ニュースを確認するようにしましょう。

海外取引所

Bittrex(ビットトレックス)

Bittrexは2014年アメリカで設立された仮想通貨取引所です。

扱う仮想通貨の種類は200種類以上で、マイナーな仮想通貨も取引することができます。Zcashを扱う海外取引所の中では大手のため、安心感があります。サイトは英語ですが、簡単な英語のため、はじめて海外の取引所を使う人でも利用しやすいです。

Livecoin(ライブコイン)

Livecoinは、ロシアの仮想通貨取引所です。

300種類以上もの仮想通貨を扱っており、マイナーな仮想通貨同士での取引がしやすいことが特徴です。本人確認が必要無いので、すぐに取引することができます。ロシアの仮想通貨取引所に関しての情報は少ないので、上級者向けの取引所です。

Zcash(ZEC)の今後

「ゼロ知識証明」の広がり

Zcashの売りである「ゼロ知識証明」が広く使われることによって、Zcash自体の価値が上がります。

2017年5月、JPモルガンとZcashは提携をしました。JPモルガンは、「世界最先端の技術」として、自社のプラットフォームに「ゼロ知識証明」を応用しています。また、2017年12月にハードフォークが完了したSuper Bitcoin(スーパービットコイン)でも、「ゼロ知識証明」の技術が使われています。

このように、いろいろな場所で「ゼロ技術証明」は広がりを見せています。

・イーサリアムとの提携

イーサリアムとZcashの関係性は深く、イーサリアムの開発者ヴィタリック・ブテリン氏がZcashのアドバイザーとして参加しています。

そのイーサリアムとZcashコインが、2017年1月29日統合プロジェクト、ZOEプロジェクト(Zcash on Ethereum)を発表しました。ZOEプロジェクトによって、Zcashの匿名性を保持したスマートコントラクトや、取引所を通さずにイーサリアムとZcashを直接交換するアトミックスワップネットワーク内のトークンの発行、ができるようになります。

さらには、秒速数十億回のコードを実行する、「プラズマ」にも、Zcashのzk-SNARKプロトコルが使われる可能性が高いです。

2018年アップデート予定のSapling

Zcashは2018年に大型アップデートSaplingを予定しています。

開発チームは、現状Zcashの匿名取引が現実の決済に使うことができないことを解決しようとしています。ZcashのエンジニアSean Boweと暗号技術者のMatthew Green、Ian Miersは、速度の大幅な向上につながるzk-SNARKの新しい形の試作品を開発しています。

saplingリリース:coindesk

さらに開発チームは、zk-SNARK回路の内部で操作を実行するのに効率的なJubjubを開発しました。spalingを行うことで、概算で承認時間が80%短縮され、メモリ使用量が98%削減されます。

saplingブログ:Cultivating Sapling: Faster zk-SNARKs

この技術によって、今まで実現できなかったスマートフォンでの取引ができるようになります。現在、Linuxのみしか公式ウォレットはサポートされていませんが、利用できる幅が広がることによって、さらにZcashの市場の拡大が期待されます。

ライトニングネットワークBOLT

BOLTとは、Blind Off-chain Lightweight Transactionsの略で、匿名で行う超高速取引システムのことです。

Zcashでは、全ての情報が隠された状態ですることが可能です。

ビットコインなどのブロックチェーンでは、取引を承認するにはブロックにデータを入れて記録する必要があります。しかし、ビットコインではブロックを作るのに10分以上もの時間がかかってしまい、本来の通貨としての役割を果たせません。ライトニングネットワークは、取引情報をあとでまとめてブロックに入れて記録するという技術で、BOLTはそのZcash版です。

BOLTの技術を使って、ブロックにあとでまとめて情報を入れることで、ブロック生成が速くなり、通貨やクレジットカード並のスピードになります。BOLTを実装すれば、実店舗での利用も大きく促進されることになります。

世界中で需要がある


引用:coingecko

匿名性の高いZcashは、世界中で需要が高い仮想通貨です。

現在、一番取引されている取引所は中国のLbankで、その次はアメリカの取引所です。中国の取引所では、Zcashの取り扱いをはじめたばかりですが取引量がとても多いです。Zcashは、まだ世界各地の取引所で扱いされていません。今後新しい地域で取り扱う取引所が出てくれば、価格が急騰することが見込まれます。

まとめ

Zcashは、匿名性が高いことが特徴の仮想通貨です。

しかし、実際は公式ウォレットの問題や速度の遅さから匿名取引があまり使われていません。2018年に行われるアップデートのSaplingで高速化が実現されれば、一気にZcashの市場価値が高まることが期待できます。多くの著名人からも支持されているZcashの今後に注目です。

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経営者兼投資家です。テクニカルも意識していますが、ファンダメンタルズ優先で活動しています。国内外の仮想通貨ニュースはもちろん、値動きに直結するニュースをメインに集めて配信しています。得意銘柄は主にBTC,BCH,XRP,ADAなどです。ICOも情報入り次第配信します。