リップル(XRP)の魅力と可能性まとめ|誕生から人気・特徴・将来の価格予測など…どんな通貨なのか全て解説します

国際送金の世界を変える可能性を持つ仮想通貨「リップル(XRP)」について、誕生から人気、特徴、将来性をまとめました。

この記事だけでリップルの大体のことがわかるようまとめたので、初心者さんや何を買おうか検討している人には是非読んでいただきたいです。

また初めて仮想通貨の世界に触れるという方にとってはわかりづらいという表現や言葉も中にはあるかもしれませんが、なるべくわかりやすくを意識して書きました。

結論から言うとリップル凄いです!

…というわけで、是非楽しみながら先を読み進めてみてください^^

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概略|リップル(XRP)とは?

  • 運営会社:リップル社(設立2012年)
  • 代表:Chris Larsen|Wikipedia
  • 公式サイトURL:https://ripple.com/xrp/
  • 通貨名:リップル、XRP
  • 通貨誕生:2004年
  • 考案者:Ryan Fugger|Wikipedia
  • 時価総額:94億米ドル(Coin Market Cap:2017.12.1時点)

リップル(XRP)はリップル社が発行する仮想通貨で、2017年12月1日の現時点ではビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュに次ぐ世界第4位の仮想通貨です。

引用:Cryptocurrency Market Capitalizations

SBIホールディングス、Googleなどが出資をしている通貨であり、実用面では2018年から東京三菱UFJやバンク・オブ・アメリカなどの大手6行が今後国際送金にリップルの技術を活用するために動いていることを発表しています。仮想通貨の中でも一際目立っているのがこのリップルです。

2017年に入ってからリップル社と通貨リップル(XRP)はこれまでの活動が徐々に実を結んだようで、いいニュースを次から次へと発表し続けてきました。

キーワード検索のトレンドデータを示す「Googleトレンド」でもこの通り、グイグイと認知度を伸ばしている状態です。

(※記事を書いたのは2017年12月のため、将来的にグラフは変わっている可能性があります)

リップルとは?

リップル(XRP)の誕生は2004年。Ryan Fuggerが考案した決済プロトコル(プロトコル:コンピューター同士が通信をする際の手順や規約などの約束事)です。

リップルはビットコインと同様に分散型台帳技術を使う通貨です。ビットコインとの違いは二重支払いを防止する技術にプルーフ・オブ・ワーク・システムではなく、独自のコンセンサスシステムを使うため、ビットコインの弱点と言われているスケーラビリティ・消費電力などの問題を克服しています。

またビットコインでは平均10分ほどかかる決済を、リップルなら数秒で処理出来るところも大きな違いです。この点をリップル社のCEOクリスラーセン氏が国際送金の世界にリップルが導入されたらどうなるか?このように強調しています。

既存の仕組みで2日以上かかっていた取引がリップルを媒介すれば5秒で終わる。24時間受け付け可能になる。引用元:日本経済新聞|全通貨が対象、2日かかる決済も5秒で

この時点で既に凄いことが伝わってきますね。

こちらがリップルの機能を解説した動画。英語がわからなくても図である程度理解できます。

合わせてこちらもチェックしておきましょう!こっちは日本語訳がついてます^^

というわけで、リップルは送金・決済に特化した仮想通貨で、特に国際送金という舞台で活躍しようとしているわけですね。リップルが優れていると言われているのはこの達成しようとしている事が明確なところ。目指しているところが一般ユーザー(私達)にもすぐに理解できるという点でやはり優れている証拠ではないかと思います。

既存の国際送金はどんなものなのかを理解しておこう

ではリップルがこれから技術革新を起こそうとしている国際送金の世界について学んでおきましょう。リップルを説明するには国際送金の仕組みから学ぶとその効果をもっと深く理解出来るはずです。

今の国際送金の仕組みはかなり昔(インターネットが生まれる前)に作られています。そのため、送金が遅い。そして手数料が高いという問題を抱えています(送金に失敗するということもあるようです 汗)。この状況をリップルは変えようとして、上の動画でもクリスラーセン氏が

「現在のシステムが壊れているわけではありません。きちんと動きます。ただ時代遅れなのです」引用元:Youtube|リップルXRP Building the Internet of Money 日本語字幕入り

と言っているように、動くけど、今のインターネット時代から見ると遅れているとしています。

ではここで今の国際送金の世界がどのように動いているかを詳しく見ていきましょう。

国際送金の流れ

国際送金はAからBへと簡単な流れでお金が動くわけではありません。それが出来るならそれが理想ですが、今の世界の仕組みでは難しいとされています。

一般的な国際送金には送金したい人(送金人)と送金を受けたい人(受取人)、そして送金銀行と受取銀行、さらに中継銀行の全部で5つの場所を順番にお金が移動していきます。そして順番は送金人→送金銀行→中継銀行→受取銀行→受取人の順です。

こちらがそのお金の流れを表した図です。

見て分かる通りで、送金したい人と受け取りたい人の間にはなんと3つもの銀行が入っているんです。そしてそれぞれで送金手数料を取るため、仮に1万円を日本から海外に送るとなると1万円+手数料となり、二倍近いお金が必要になるケースもあります。

この中継銀行のことをコルレス銀行と言い、コルレス銀行は世界各地のメジャーな銀行に口座を作り、その口座を送金銀行と受取銀行で共有することで送金を可能としているのです。ちなみにこの口座のことをノストロ口座と言って、送金銀行と受取銀行の契約によって口座が作られる仕組みになっています。

ちなみにこの口座には常にお金がプールしてある状態にしてあり、お互いの銀行同士で資金をプールする分コストがかかっています。

ポイント

  1. 国際送金には送金銀行と受取銀行、中継銀行が関わっている
  2. 送金銀行と受取銀行はコルレス契約で中継銀行を作る
  3. 中継銀行には常に資金がプールしてあり、管理にコストがかかっている

すると当然、コルレス契約をしていない銀行への送金なども中には出てくるわけです。するとどうなるかというと説明したのが以下の図です。

コルレス契約をしている銀行がないエリアに送金しようとした場合、中継銀行を2つ経由して送金しなければならないという、そんなケースも中にはあるようです。当然その際の手数料は非常に高いとのこと。

この仕組みを詳しく解説したのがこちらのビケルマンさんの記事。もの凄く勉強になりますので、リップルのことを知りたい方は要チェックです。

URL:https://okanefuyasuzo.muragon.com/entry/18.html

繰り返しますが、この記事本当に勉強になるので必読ですよ!

国際送金にかかる時間は?

このように複数の銀行を介してお金を送ることになるため、とてもとても長い時間がかかります。

銀行の対応スピードによっても変わりますが、1つの銀行で1日かかるとして、通常通りに行っても2日~5日。上に書いたようにコルレス契約をしていない銀行、そのエリアに送金する場合は半月~20日ほどかかることもあるようです。

これが今の時代に適しているのか?というと答えはNoです。

このように時代はインターネット主体であり、情報は日本からどの世界にでも数秒でアクセス出来るのに、お金は送金から着金までとてもとても長い時間がかかります。これまでそこにかかる時間は仕方がないものとされていましたが、ついに技術革新が起こり、リップルが生まれました。

リップルはどのような役割を担うのか?

リップルはどの役割を担うのか?というと前述した中継銀行の部分を担当します。

具体的にはリップルネットワークというネットワークを敷いて、そのネットワークに参加している銀行同士であれば、即時に送金&着金できる体制を作り上げます(スゴっ)。もしこの体制が実現すればこれまで半月もかかっていた国際送金が1件あたりわずか4秒5秒で完結することになります。

コルレス契約を結んでいない銀行同士でもリップルネットワークに参加するだけでその世界が手に入るわけですから、そのメリットたるや尋常ではありません。

銀行にとっては面倒な手続きを簡略化出来ますし、各国にとってもお互いのお金が行き来するのは経済的発展にもつながるのでメリットがあります。余計な中継銀行を挟まなくなるので、手数料も安くなります。結果、送金量が多くなり、銀行も国も大規模なメリットを得られるというわけです。

本当に凄いな…凄い仕組みだな…と思いますよね。

リップルネットワークはXRPを使わなくても参加出来るという点がミソ

ちなみに、リップルネットワークを活用した国際送金は仮想通貨であるXRPを使わなくても行うことが出来ます。

価値の移動そのものはXRP無しで全て完結出来るため、そこで必ずしもXRPを使う必要はありません。しかし、そうしたらXRPの価値は今後上がらないんじゃないの?と思う人が大半かと思います。

その点はご安心下さい。XRP無しで国際送金した場合と、XRPを使って国際送金をした場合では60%のコストを削減することが出来るとされています。国際送金を頻繁に行うような銀行は取扱額も膨大であるため、大半の銀行がXRPを使って送金をすると見込まれています。

主観ですが、これはXRP使わなくても出来るとわかれば、どの銀行も「とりあえず使ってみよっか!」となるからそのようにしているのでは?と思っています。

でも使ってみたら「リップルめっちゃ便利じゃん!これなら送金量増やせるな!なら手数料少ないXRP使った方がいいな!」という流れでXRPが使われるのではないかと(笑 というかそれが普通の流れなので、リップル社のマーケティングはかなり優れたものだと思ってます。

なので、XRPの価値が上がらないということは考えられないわけですね。

また、リップルの凄さはこれだけではありません。

ILPリップルネットワークの存在

リップルではILP(インターレジャープロトコル)リップルネットワークというものを築き上げており、これがまた凄いわけです。

ILPを簡単に説明すると輪のようなものです。

輪を作り、中心にXRPを置く。そして輪に各銀行(三菱UFJやSBIなど)、各クレジットカード(AmexやVISAなど)、ビットコインやその他の仮想通貨、デビットカードなどなどあらゆる決済システムがILPに参加出来るそんな体制を築いてきています。

以下図解です。

このネットワークが機能すると銀行とクレジットカードや、ビットコインとデビットカードなどの間で価値の移動を簡単に出来るようになり、今まで頭の中になかった決済の仕方が出来るようになる、その可能性があります。

例えばJRのスイカへお金を入れるためには券売機でチャージするか、クレジットカードで連動させるしか方法がありません。もし仮にスイカがリップルネットワークに参加すれば、銀行→スイカへ送金、ビットコイン→スイカへ送金といった価値の移動が一瞬で出来るようになるわけです。

また、その作業が全てスマートフォンで出来るようになれば…。もの凄く便利な世界が待っていると思いませんか?それが今そして今後のリップルの価値だと言えます。

日本ではSBIが頑張っている!

SBIグループとリップル社が株主のSBI Ripple Asia株式会社は日本の送金の世界を変え、価値のインターネットを実現することを目指しています。

こちらも動画がありますので、参考にどうぞ。

日本の現金社会文化もリップルの技術を導入することで変わろうとしています。わかりやすい動画なのでこれも見ておいた方がいいです^^

動画引用元:SBI Ripple Asia

リップル(XRP)の発行枚数は1,000億枚

XRPの発行枚数は1000億XRPです。これはプログラムで決められている数字であるため、これ以上増えることはありません。ちなみにこの数字は多いのか、少ないのか?

他の通貨の発行枚数をチェックしてみましょう。

  • BTC: 2,100万枚
  • DASH: 2,200万枚
  • LTC: 8,400万枚
  • ETH: 8,930万枚
  • MONA: 1億512万枚
  • NEM: 9億枚
  • LISK: 無制限

と、このように他の通貨と比較してもXRPの枚数は非常に多いことがわかります。

この数字を見るとBTCの方が枚数が少ない、XRPは多い、その差は5000倍もある、それならXRPよりBTCの方が値が上がりそうだな…。と捉えられがちですが、これは誤解です。XRPの最小単位はdrop。1XRPは100万dropです。これをBTCの最小単位であるSatoshiと比較すると…

  • 100,000,000,000,000,000 drop = 1000億 XRP
  • 2,099,999,997,690,000 satoshi ≒ 2100万 BTC

となり、実際には50倍の差となります(参考記事|Ripple/XRPに関する風説)。

その通貨の価値は市場ニーズが決めるもの。XRPの発行枚数が多いからといって、必ずしも価値で負けるということではありません。

これは主観ですが、1000億でも足りないと思ってます。というのも、全世界の人口70億人~75億人の世の中で国同士のお金のやり取りは膨大な量に達しているからです。銀行や決済会社がILPに参加しはじめ、XRPを使い始めたら1000億XRPの取り合いになる可能性が高いと思うのです。

多くの人がXRPを所有し始めればその通貨の価値は?そうです。自然と上がっていきますね!

リップルは今後どこまで価格が上がるのか?

肝心のXRPの将来の価格についてです。

各サイトで予想価格を出しているのを引用すると…

1年ほどで1ドル~2ドルになると予測する記事が多いです。またこういった予測も出ています。

これは2025年の価格を予想したもので、XRPは1XRP:8,033ドル(約883,630円)。現在2017年12月1日のXRPは約28円です。すると31,558倍!予測は予測。やりすぎじゃないか?と思うところもありますが、XRPは本当にそのポテンシャルを持っているので全力否定することも出来ません。

また、逆に下がるという意見については少数派でした。

というわけで価格についてはこの通りで私達の生活が良くなるという点と、投資額が倍以上になるかも…という大きな期待がXRPに向けられているのがわかります。

XRPはまだ導入前の通貨で、今リップルネットワークのインフラ整備を行っているところです。その状況で今28円。そう考えると、これから値が上がっていくその確率は高いのかもしれませんね。

最近発表されたXRPのニュース(随時追加予定)

以下は最近発表されたニュースです。

American Expressがリップルと提携

世界初!XRP建ての1億米ドルヘッジファンド設立

XRPがアメリカ・メキシコ間の国際送金を2018年初旬を目指す

など挙げていくとキリがないくらい良いニュースがたくさんあります。

このようにして一つ一つの好ニュースがXRPの価値と信用を上げていくものだと思います。

リップルで懸念されている2つのこと

そんな凄い勢いのXRPですが、全てが完璧というわけではありません。現状言われているのが以下の2つです。これが不安材料としてよく取り上げられています。

1.リップル社が保有する630億XRP

XRP1000億枚の内、630億XRPをリップル社が保有しています。

この数字を見ると多くの人が「もし価格が上がってもリップル社が大量のXRPを放出すれば値が下がるのでは?」と思うはずです。これが大きな懸念材料になっています。しかし、リップルネットワークが出来上がっていないこのタイミングでリップル社がXRPを放出するメリットはないです。

将来的にはあるとしても、それは今では無いはずです。

加えてリップル社は2017年末(公表されておらず、具体的な時期は未定)までに630億XRPの内、90%にあたる550億XRPをロックアップ(市場に供給しない)するとしています。重大な取引のため時間がかかっている模様ですが、もし550億XRPがロックアップされた場合は供給量が減るため、XRP価格は上昇すると言われています。

この話題については続報が入り次第、この記事に追記する予定です。

2017年12月8日追記:リップル社550億XRPロックアップ完了!

リップル(XRP)、550億XRPロックアップ完了!

2017年12月8日

リップル社が550億XRPのロックアップを完了させました。これで潜在的な不安は取り除かれたことになります。詳細は上の記事をご確認下さい。

2.法定デジタル通貨や新たな技術革新が起き、それがリップルより先に世界中で使われた場合

これは世界規模な話ですが、XRPの存在意義は国際送金の市場にあります。その市場で技術革新を行おうとしているのがリップルであり、XRPを高める要因になっています。

それがもしリップル以外の何かに奪われてしまった場合、法定デジタル通貨が世界規模で広まった場合や、新たな技術革新が起きた場合、リップル社の成長にブレーキをかけてしまう可能性があります。

ただ、リップル社の動きを見ていると分かる通りでリップル社の凄いところは技術はもちろんですが、それよりも政治力にあると言われています。どんなに凄い技術があるとしても、売り込む力や業界のドンと呼ばれる人たちにYESと言わせる力が無いと世界に浸透しません。

そういう意味では、すでに世界各国でリップルネットワークが敷かれようとしている今、心配する必要は無いのでは…と個人的には思ってます。

ただ、あくまでもXRPはこれから使われる通貨です。その性質は投機に分類されます。私達が想像する以外の場所で何かが起こる可能性は捨てきれませんので、投資する場合は必ず余剰資金で行うことをオススメします。

まとめ

世界中の期待と注目を集めるリップル社とXRPが今後どのように成長していくのか、もの凄く楽しみですね。

本当に世界中に浸透したらブラジルで暮らしている子供に、お年玉をXRPで送るなんてことも出来ますし、もしかしたら世界の商品を扱うネットショップ(日本の楽天市場のようなサイト)が出来て、そこで日本にいながら現地でしか買えないモノを購入する。支払いはもちろんXRPで。…ということも出来るようになるかもしれません。

もはや期待しかありません^^

投資の判断は自己責任で!

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士事務所で働く24歳OL。2016年8月に、わけも分からず仮想通貨を買って握りしめていたことが全てのはじまり。以前は「男にたかる港ガール」だったが、仮想通貨がキッカケで「自力で稼ぐこと」に目覚めて、今はICOや草コインを買いあさり、トレードまで自分で行うまでに。「クリプトカレンシー女子」として情報発信も広く行っている。