【マンガ】仮想通貨の注目株「DASH(ダッシュ)」の特徴や価格・将来性・購入方法を解説

2017年に仮想通貨のビットコインの価格が急激に上昇すると、次世代のアルトコインが注目されはじめました。

アルトコインの中でも、「イーサリアム」や「リップル」「ネム」は知っているけれども「DASH」についてはあまり知らないという人も多いのではないでしょうか。そんな「DASH」は2017年に時価総額第5位に入ったこともある人気急上昇中のアルトコインです。

今回は、今注目すべき仮想通貨「DASH」の解説と将来性を説明します。

まずはDASH(ダッシュ)の特徴を説明したマンガからご覧ください。

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DASHの概要

URL:https://www.dash.org

通貨名 ダッシュ(DASH)
通貨略号 DASH
時価総額 上のランクを参照
発行上限枚数 2200万枚
取扱国内取引所 コインチェック
取扱海外取引所 Poloniex、Bittrex、Binance
公式サイト https://www.dash.org
ホワイトペーパー

DASHとは?

仮想通貨はビットコインとその他のアルトコインに分かれています。DASHはアルトコインの中の1種です。2014年7月にDarkcoinとして公開され、2015年5月にDASHと名称を変更しました。使用されている通貨単位は「DASH」です。

DASHの基本情報は以下の通りです。

この中で、システムは「PoW/PoS」と記載されていますが、現状はビットコインと同じ「PoW」を使用しています。発行枚数は2200万枚で、ビットコインの2100万枚とほぼ同じです。

DASHの公式サイトはhttps://www.dash.org/、公式Twitterは@Dashpayです。

DASHについての公式動画がこちら。

公式動画を見ると分かる通りDASHの特徴は「匿名性が高い」ということと「取引が速い」という2点が挙げられます。

また最近の発表された格付け機関WeissRatingが暗号通貨の格付けにもDASHの名前が掲載されています。

ワイスレーティング、仮想通貨格付けを公開。A評価無し、B評価銘柄一時値上がりも

2018年1月25日

DASHはビットコインと同じC+の評価で、マイナーなアルトコインの中では評価が高いことがわかります。

DASHの特徴

前述している通りでDASHの最大の特徴は「匿名性が高い」ということと「取引が速い」という点です。順番に解説していきましょう。

匿名性が高い

DASHの特徴の1つは匿名性が高いことです。

例えばビットコインの取引は一対一の関係で行われています。ビットコインのHPでは利用者の送金、受取の流れが公開されており、どのアドレスがどういうアドレスに送金したかを知ることができます。もちろん、暗号化されたアドレスですが、もし個人情報と結びつけることができれば、誰がいくらコインを保有しているかがわかってしまいます。

DASHでは、より匿名性の高い「ダークセンド(Darksend)」という形式を使っています。

ダークセンドは、ビットコイン用にグレゴリー・マクスウェル氏が開発したコインジョインをもとに作られた、コインミキシングを利用しています。

ダークセンドで使われるコインミキシングとは、利用者が送金したコインをいったん管理ノードに保有しシャッフルします。シャフルされたコインを受け取るので、送信者と受信者の情報や、誰のコインを受け取ったのかが全くわかりません。

ダークセンドの形式によって、DASHの匿名性は保たれています。

2017年3月以降、匿名性の高いアルトコインの価格が高くなっており、DASHも値を大きく上げました。

取引が速い

DASHのもう1つの特徴は取引が速いことです。

ビットコインでは送金すると10分以上という時間がかかります。ところが、DASHはたった4秒で完了します。ビットコインと比べると圧倒的なスピード力です。

「なぜ、DASHの送金スピードはそんなに速いのか?」という疑問が出ると思います。

速さの理由は、インスタントセンド(InstantSend)の仕組みを利用しているからです。DASHの利用者には普通のマイナーノードと、特別なマスターノードの2種類があります。マスターノードはランダムに選ばれており、送金する時にはランダムに選ばれたマスターノードを介してマイニングや承認をしているため早い送金ができます。

DASHではマスターノードは決まっており、ビットコインのようにマイナー達が競ってマイニングと承認をするということが無いので速さが実現できています。

また、インスタントセンドでは、不正取引の可能性のあるダブルスペントの対策として、マスターノードではない、マイナーノードでの取引を検知すると取引しないようにブロックします。

そのため、DASHでは速くてセキュリティの高い取引ができます。

※2016年6月、InstantXからインスタントセンド(InstantSend)に名称が変わっています。

また、マスターノードになるためには、1000DASHを預託し、24時間運用するサーバーを用意しなければいけません。その代わり、マスターノードとして利用されるとマイナーノードよりも多くの報酬を得ることができます。

上の図のように、報酬はDASHのHPから確認することができます。

DASHの価格とチャート

DASHの価格推移をチャートで見てみましょう。

緑の線が「DASH/ドル」で、オレンジの線が「DADH/BTC」です。

2014年7月に公開されて以降、1DASH=1000円未満でしたが、2018年1月現在では、1DASH=87,000円です。2017年に入って急激に価格が高騰しました。

2017年1年間のチャートを見てみましょう。

チャートを見ると、2017年は右肩上がりで価格が上がっているのがわかります。

2017年に急激に価格が上がった理由は、匿名性の高い取引が好まれたためです。同じように匿名性のある「Zcash(ジーキャッシュ)」や「Monero(モネロ)」も価格を上げています。価格が上がることで認知度も高くなり、大口の投資家もDASHの取引を始め、高い価格が維持されています。

現在、価格上昇は落ち着いていますが、DASHの時価総額は6800億円で第12位になっています。

DASHを購入できる取引所

DASHの入手方法は2つあります。

1つはマイニングで入手する方法、もう1つは取引所で購入する方法です。

マイニングで入手する場合は、膨大な設備と敷地が必要で、個人でできる方法ではありません。クラウドマイニングで入手することもできますが、稼げる金額がかなり少なくなってしまいます。

おすすめは、取引所で購入する方法です。

日本で購入できる取引所

現在日本で購入できる取引所は、コインチェック(coincheck)です。

URL:https://coincheck.com/ja/

コインチェックでは、ビットコイン以外にもアルトコインを多数扱っています。

コインチェックでの仮想通貨の取扱いの中にDASHがあります。

コインチェックは知名度が高く、セキュリティも万全、日本円で取引することができるので、初心者の人でも簡単に取引をすることができます。DASHを購入したいと検討している場合は、まずコインチェックで購入することをおすすめします。

コインチェックの始め方は簡単です。HPからメールアドレスを入力し、スマートフォンや携帯電話でSNS認証すれば、後日はがきが送られてきて、本人確認ができれば完了です。

実際に取引できるまでは日数がかかりますが、簡単に始めることができます。

※2018年1月26日NEMの流出問題で、コインチェックは全ての入出金を停止しています。入金、購入は問題が解消した後に行うようにしてください。

海外で購入できる取引所

海外で取引できる取引所は

  • バイナンス(Binance):https://www.binance.com/
    2017年にできた中国の仮想通貨取引所です。中国の取引所ですが、日本語に対応しています。100種類のアルトコインを扱っており、世界最大の取引所です。手数料は、バイナンス独自のトークンBNBを使うと、通常0.1%の手数料が半額の0.05%になります。
  • ビットレックス(bittrex):https://bittrex.com/
    アメリカに拠点がある会社によって運営されている取引所です。扱っているアルトコインの数は200種類あり、色々なアルトコインの取引ができます。手数料が0.25%と高いので注意が必要です。
  • ポロニエックス(poloniex):https://poloniex.com/
    アメリカの仮想通貨取引所です。アルトコインの取引量が世界最大で、扱っているアルトコインの数は100程度です。手数料はビットコインでアルトコインを購入する場合、0.10%~0.15%です。
  • ヒットビーティーシー(HitBTC):https://hitbtc.com/
    ヨーロッパの仮想通貨取引所です。アルトコインの取り扱いは200種類以上です。手数料は0.09%~0.10%ですが、動作が重いことや本人認証が無い点からサブとして利用することをおすすめします。

などがあります。

それぞれの取引所に特徴があるので使い分けることをおすすめします。

海外の取引所を使う注意点としては、身分証明書の提示など登録に手間がかかり、国内で口座を開設してビットコインなどで送金する必要があります。また、小さな取引所では倒産した時に資金が戻らない可能性が高いので、できる限り大手の取引所を使うことをおすすめします。

DASHの最新情報

Lamassu社との業務提携

Lamassu社は仮想通貨を使ったATMで30%のシェアを占める企業です。Lamassu社と業務提携したことにより、世界中のATMでDASHコインが扱えるようになりました。

日本でも、六本木や西麻布といった東京を中心にDASHコインのATMが設置されています。

Amazonギフトカードが安く購入できる

DASHを使ってBitCart(ビットカート)という、ディスカウント・ギフトカードのプラットフォームを運営する会社で、Amazonギフトカードを15%オフで購入することができます。

以前はビットコインでもBitCartでAmazonギフトカードを購入できましたが、ビットコインの送金に10分以上という長い時間がかかってしまうため、ビットコインでは購入できなくなりました。DASHは送金にかかる時間がとても速いことが評価され、BitCartでAmazonギフトカードを購入することができるようになり、現在ではDASHだけが購入することができます。

アップルで公式ウォレットアプリをリリース

DASHは2017年7月にアップルストアで公式ウォレットのアプリをリリースしました。

アップル公式DASH Wallet

以前からDASHは公式ウォレットアプリのリリースをアップルに依頼してきましたが、匿名性の高さから何度も拒否されてきました。

2017年になりようやくアップルに認められ、公式ウォレットアプリをリリースすることができるようになりました。アップルはユーザー数が多いため、DASHの認知度を大きく高めています。

ロンドンの取引所CEX.IOにDASHが上場

2017年9月、ロンドンの取引所である「CEX.IO」でDASHが上場されました。

CEX.IOは、世界中に100万人以上のユーザーがいる大手の取引所です。CEX.IOでは銀行口座やクレジットカード、デビットカードから直接オンラインでDASHを購入することができるようになりました。

ジンバブエの取引所でDASHが上場

2017年8月、ジンバブエの取引所「BitcoinFund」でDASHが上場しました。世界各国で取り扱われているDASHですが、アフリカでは2か所目です。

ジンバブエは急激なインフレが起きており、紙幣の価値がほとんど無くなっています。その代わりにドルやユーロ、仮想通貨での取引が多くなっています。ジンバブエでは、国の紙幣よりもDASHの方が信頼できるということで使われています。

ロンドンでカンファレンスを開催

2017年9月にDASHはロンドンでカンファレンスを実施しました。

現在でもストリーミングで内容を見ることができます。英語がわかる人は見ると参考になるので、ぜひ視聴してみてください。

DashorgのDash Conference Londonをwww.twitch.tvから視聴する

DASHの懸念材料

DASHの特徴である匿名性は、良い点も多いですが、悪い点もあります。

匿名性をいかして、組織によるマネーロンダリングや闇取引に使われる可能性があります。実際に、DASHは麻薬や武器といったダークマーケットで使用されています。

このような現状が続いていると、DASHが危険な仮想通貨であると認識され、国で規制されることになりかねません。国で規制されるようになると、取り扱う取引所の数も減り、DASHの価値も急落してしまいます。

今後、DASHはどのような対策をうつのかが鍵を握っています。

DASHの将来性

DASHが店舗で使えるようになる

DASHは決済にかかる時間が非常に短いことが特徴です。
そのため、実際の店舗で電子マネーのように使用することができるようになる日が来るかもしれません。実際の店舗でも使えるようになると、ユーザー数が爆発的に増えると予測されます。

DASHが世界中どこでも取り扱われるようになる

現在DASHのHPから今使われている土地を見ることができます。

引用:https://www.zeemaps.com/map?group=2357566

主にアメリカやヨーロッパを中心に使用されていますが、今後さらに世界各国へ進出していけば、さらにDASHの価値は高まっていきます。

DASHには半減期が無い

仮想通貨のマイニングでは半減期というものが存在します。マイニングの半減期とは、マイニングで受け取れる報酬が半分になってしまう時期のことです。

例えばビットコインでは、4年ごとに半減期が来ています。2009年には50BTC(ビットコイン)でしたが、2013年には25BTC、2017年には12.5BTCというように、4年ごとに報酬が半減されています。2140年には報酬が0になると予測されています。

しかし、DASHには半減期がありません。そのかわりに、毎年新規発行数量を7.1%ずつ減らしてインフレを調整しています。現在ビットコインで報酬を得ている人が、将来報酬が無くなってDASHに流れてくる可能性が高いとも言われています。

DASH EVOLUTIONで金利がもらえる

現在DASHでは、「DASH EVOLUTION」を開発中です。

「DASH EVOLUTION」は、DASHウォレット画面から「貯金する」というボタンを押すだけで、数%の金利が得られるようになります。

金利が得られるシステムは、貯金したDASHがマスターノードの構築に利用されることで、一般のマイナーノードの人が誰でもマスターノードになることができ、金利として報酬を受け取ることができるようになるということです。

ビットコインをはじめとする仮想通貨では、持っているだけで報酬がもらえるということはありません。「DASH EVOLUTION」が開発され、実装された場合に、他の仮想通貨との差別化ができるようになります。

このように、DASHには懸念材料もありますが、高い将来性が多く存在します。今後DASHはさらに広まりを見せ、世界中で人気の仮想通貨になることは間違いありません。

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士事務所で働く24歳OL。2016年8月に、わけも分からず仮想通貨を買って握りしめていたことが全てのはじまり。以前は「男にたかる港ガール」だったが、仮想通貨がキッカケで「自力で稼ぐこと」に目覚めて、今はICOや草コインを買いあさり、トレードまで自分で行うまでに。「クリプトカレンシー女子」として情報発信も広く行っている。