ワイスレーティング、仮想通貨格付けを公開。A評価無し、B評価銘柄一時値上がりも

ワイスレーティングの仮想通貨格付けが日本時間の1/24午後23時に発表されました。

多数のコインの格付けが発表されると想定されていましたが、実際にページに掲載されたのは5通貨のみ。その他の格付けは有料会員にならなければ、閲覧できないので肩透かしを食らった形となった投資家も多いのではないでしょうか。

インターネット上にはフェイクの格付けも出回っている状態です。

結論から言うと格付けの内容には大きなサプライズはありませんでしたし、価格もそれほど変動しませんでした。今後は、格付け会社による格付けに右往左往しないようにしたいものです。

以下は関連記事です。是非合わせてご覧になってください。

ワイスレーティングの格付け発表カウントダウンは誤り。日本時間24日23時に発表か

2018年1月24日

ワイスレーティングが仮想通貨の格付けを実施へ。1月24日発表

2018年1月23日

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ワイスレーティングの格付けランクや基準とは?

ワイスレーティングの仮想通貨の格付けは以下の5種類です。

  • A=excellent( 素晴らしい)
  • B=good(良い)
  • C=fair(適正)
  • D=weak(弱い)
  • E= very weak(とても弱い)

それぞれに+と−がありますので、全部で10ランクになります。

ワイスレーティングが仮想通貨を格付けした基準は以下の通りです。

ワイスレーティングの格付け基準
  • リスクインデックス
    (a)複数の時間枠にわたる相対的および絶対的な価格変動、(b)頻度および規模に関するピークからの低下、(c)市場の偏り(上下)、およびその他の要因を測定するサブ指標の複合。
  • リワードインデックス
    (a)移動平均と比較したリターン、(b)ベンチマークと比較した絶対リターン、(c)ベンチマークと比較したスムーズなリターン、およびその他の要因を評価するサブインデックスの複合。
  • テクノロジーインデックス
    公開されているホワイトペーパー、パブリックディスカッションフォーラムまたはアナウンスの手動分析によって計算されたサブインデックスの合成、および各暗号通貨の根底にあるプロトコルを評価するためのオープンソースコード。考慮すべき要因には、匿名性レベル、金融政策の高度化、ガバナンス能力、コードを改善する能力または柔軟性、エネルギー効率、スケーリングソリューション、他のブロックチェーンとの相互運用性などが含まれる。
  • ファンダメンタルインデックス
    市場の普及率、ネットワークセキュリティ、ブロック生産の分散化、ネットワーク容量、開発者の参加、一般の受け入れ、その他の主要要因を評価するサブインデックスの複合。

(引用:Crypto Currency Magazine

それぞれの項目ごとにランクをつけて、総合的な評価を下しています。

ワイスレーティングが発表した格付け

ワイスレーティングが公式ページで無料で発表した仮想通貨格付けはこちら。

ワイスレーティングが公式に無料公開した格付け

  1. ビットコイン:C+
  2. イーサリアム:B
  3. Novaccoin:D
  4. SaluS:D
  5. Steem:B-

現在ワイスレーティングの公式ページで確認できるのは以上の5つだけです。これ以外のコインの格付けを見るためには「有料会員」にならなければなりません。

Twitterやweb上には有料会員になった方がアップしたPDFが掲載されていますので、そちらで全容を確認できます。手っ取り早く見たい方はこちらをチェックするのがオススメです。

日本でよく話題になっているコインの格付けは以下の通りです。

日本でよく話題になっている銘柄の格付け

  1. リップル(XRP):C
  2. Counterparty(XCP):C
  3. ビットコインキャッシュ(BCH):C-
  4. ビットコインゴールド(BTG):D+
  5. Dash(DASH):C+
  6. Cardano(ADA):C+

全てのランクを確認したところ、Aランクは皆無。0でした。

格付け発表時の値動き

イーサリアムはB評価を受けて、発表時は価格が上昇しましたが、すぐに落ち着きを取り戻し、現在では格付け発表前より少し高い位置で推移しています。

(引用:https://www.tradingview.com/x/jYyzZ84G)

ビットコインのチャートがこちらです。

(引用:https://www.tradingview.com/ x/6N7Cibuf)

レーティングC+に動揺した投資家の狼狽売りもあり、一時下落したものの再び上昇し、1/25午前11時現在では格付け発表前の状態まで持ち直しています。

イーサリアム、ビットコイン、ともに格付け発表による価格の混乱は一時的だったようですね。

ビットコインがC+だった理由

ワイスレーティング社は格付け発表後、格付けの理由を公式ホームページで「Q&A」の形で明らかにしています。

質問「どうしてビットコインはAではないのですか」

回答「ビットコインはAランクをつけた項目もありましたが、大切な2つの項目でだめでした。それは、リスクと技術です。ビットコインは、値幅が大きいですし、送金スピード・手数料の問題もあります」

またリップル(XRP)についてはファンダメンタルだけを見れば「A」としているものの、ボラリティなどを考慮すると今の評価になったとのこと。同社によると、格付けに失望したビットコインとリップルのファンたちから、サイバー攻撃を受けていたそうです。

ハッカーが格付けサイトにハッキングを仕掛け、情報を抜き取り、実際の格付けとは違う情報を流していた 引用元:Coinpost|仮想通貨初の格付けが発表/裏ではサイトにサイバーアタックも

それを受けて、ビットコインとリップルの格付けについて説明記事をアップしました。

まとめ

今回のワイスレーティング社の仮想通貨格付けは、発表時間のカウントダウンのプログラムミスや、サイバー攻撃の影響によるダウンなどで、混乱をきたしました。

さらに実際に発表されると、お金を支払わなければ全コインの格付けが見られない仕組みによって多くの投資家が不評を口にしています。

格付け発表直後は、ビットコインやイーサリアムなどが若干変動しましたが、すぐに落ち着きを取り戻し、現在では「格付け発表に波乱がなかったことによるリスクオフムード」からか全体的に上昇しています。

今後も、海外の格付け会社が仮想通貨の格付けを発表することが想定できますが、トレードの参考にするというよりも「一時的な価格の上下があるかもしれない」と心構えをする程度に捉えておきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士事務所で働く24歳OL。2016年8月に、わけも分からず仮想通貨を買って握りしめていたことが全てのはじまり。以前は「男にたかる港ガール」だったが、仮想通貨がキッカケで「自力で稼ぐこと」に目覚めて、今はICOや草コインを買いあさり、トレードまで自分で行うまでに。「クリプトカレンシー女子」として情報発信も広く行っている。