仮想通貨市場全体が大幅に下落し「とうとうセリクラが来たか?」と、仮想通貨トレーダーたちは色めき立っていますね。
低迷している仮想通貨市場全体が活気付くためには、セリクラと呼ばれる大幅下落が必要不可欠であると考える人が少なくありません。大幅に下落した際に仕込むことが、投資で大きく利益を出すコツの1つ。だからということもあり、今仮想通貨市場には熱い視線が注がれています。
そんな中、どんどん実用化が進んでいるXRPが快進撃を続け、とうとう仮想通貨時価総額ランキング2位を奪取しました。では早速記事を確認してみましょう。
XRPの時価総額が11日間、時価総額ランキング2位を維持
翻訳元記事
Coindesk:XRP Nears Longest Stretch as World’s Second-Largest Cryptocurrency
XRPは、2016年以降では初めて世界で2番目の時価総額を誇る仮想通貨になりました。
11月15日、サンフランシスコのスタートアップ企業リップル社と深いつながりがある仮想通貨XRPの時価総額が、193億9000万ドルに到達し世界第2位の仮想通貨イーサリアムを抜き去り第2位の地位を手に入れました。
今のところ11日間、時価総額第2位を維持していますが、これはXRPが2016年1月26日から13日間第2位を維持し続けた記録に次いで最長となっています。
実際のところ、仮想通貨全体の時価総額におけるXRPの割合を示す数値は直近45週間で最も高い割合となる11月20日に12.74%に到達しました(それ以降は11%を少し下回っている)。ちなみに、比較するためにビットコインの割合をご紹介すると、53.9%で、世界で第3位の時価総額を誇る通貨の割合は9%です。
特に、XRPは11月15日に市場シェアを拡大してからというもの、仮想通貨市場は全体の40%に当たる900億ドルも時価総額が減少しており、巨額の仮想通貨が売却されています。いうまでもなく、この下落は米ドルと取引されている仮想通貨全てに該当するわけではありませんが、ほとんどの通貨が大幅に価値を下落させています。
XRPとETHはこの11日間でそれぞれ22%と37%の下落幅を記録していますが、世界最大の仮想通貨の下落率は32%です。
XRPが時価総額ランキングで優位に立つにも関わらず、ETHの出来高は多い状態が続いています。直近の24時間だけでも、コインデスクによるとETHの取引金額は24億7000万ドルで、XRPの13億ドルと比較すると2倍を記録しています。
まとめ
XRP価格は、大幅下落が続く仮想通貨市場の中で、時価総額ランキング2位を奪取するという快挙を成し遂げました。
他の通貨と比較すると、国際間決済の現場では次々と実用化されるなど「最も将来性がある」と言われるXRP。価格は、多少の市場の動向に左右されながらも、着実に成長し続けています。
仮想通貨市場全体が下目線の今こそ、連れ安しているXRPを割安で入手するチャンスと言えそうですね。今後もXRPとリップル社の動向から目が離せない日々が続きそうです。
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