仮想通貨に興味はあるけれど、説明を読んでもイマイチ理解できない…と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
特に仮想通貨はブロックチェーンなどの技術としての側面と、投資対象として有価証券的な側面と、現金としての側面を持っているために使われる用語も多岐に渡ります。私も最初の頃は1つの記事を読むために、何度も検索して理解を進めてきました^^;最初はみんな初心者。みんな苦労しています。
というわけで今回の記事では仮想通貨系記事によく登場する用語について解説をしていきたいと思います。正直なところ知らなくてもいい言葉もあります。でも知っておくと理解が深まるので是非参考程度に活用して下さい。
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知っておきたい仮想通貨に関する基本名称
まずは基本用語や仮想通貨を扱う取引所の名前を解説していきます。
アルトコイン
アルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨の総称です。
英語で「代わりの」を意味するalternativeに由来しており、オルトコインとも呼ばれます。例えばライトコイン、モネロ、ドージコイン、ピアーコインなどがこれに当たります。そのほとんどはビットコインと基本的には同じ仕組みをしています。
この2つはよく登場するので覚えておきましょう!
ウォレット
ウォレット。財布。文字通り、仮想通貨を管理する財布(口座)のようなものです。仮想通貨を受け取る場合に必要になってきます。
パソコンにウォレットを作成する「デスクトップウォレット」、スマホに作る「モバイルウォレット」、ウェブ上に作る「オンラインウォレット」などさまざまな種類があります。
ちなみにハッカーからよく狙われるのもこのウォレットです。ハッキングされないよう出来る限りの対策をしておきましょう。
■参考記事:あなたの仮想通貨ウォレットをハッカーから守る5つの方法
カレンシータイプとアセットタイプ
仮想通貨の種類はカレンシータイプとアセットタイプの二つがあります。
カレンシータイプには発行者がおらず、マイニング(後述)によって発掘される仮想通貨です。ビットコインはこちらのタイプです。
アセットタイプは発行者がいて、発行量などを調整できることから、しばしば株式に例えられます。オーガーなどの仮想通貨がこれに当たります。
公開鍵・秘密鍵
公開鍵とは仮想通貨のアドレスを作るもとになる鍵を言い、口座番号のような役割を果たします。送金の際に必要になるものです。
秘密鍵とは仮想通貨の所有者であることを証明する唯一の鍵で、キャッシュカードの暗証番号のような役割です。他人に知られてしまうと勝手にお金を下ろせてしまうため、自分以外には決して知られてはなりません。
フィンテック
ITを活用した金融サービスのことを指します。ファイナンス(金融)とテクノロジーを合わせた造語です。
従来は金融機関が担ってきた融資や決済、株式売買などのサービスと同様のものを提供することから、ネオバンクとも呼ばれます。
仮想通貨取引所
仮想通貨の購入や現金化をする際には仮想通貨取引所で口座を持つ必要があります。ここでは国内で人気の仮想通貨取引所の中でも取引高が多く、よく名前を耳にする4社を紹介します。
1.ビットフライヤー
国内トップクラスの取引実績を持つ仮想通貨取引所です。株主にも有名企業が名を連ねており、信頼性にも定評があります。
取引通貨は
- ビットコイン(Bitcoin):BTC
- イーサリアム(Ethereum):ETH
- イーサリアム クラシック(Ethereum Classic):ETC
- ライトコイン(Litecoin):LTC
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash):BCH
です。
より詳細をチェックしたい方はこちらの記事がオススメです。
2.BTCボックス
マウントゴックスが経営破綻した後、一番最初にビットコイン取引所の運営を始めました。豊富な取引量を誇り、取引手数料がゼロ円というのが魅力です。
3.ザイフ
国産の仮想通貨「モナーコイン」を扱う数少ない取引所です。毎月決まった額の仮想通貨を買える「コイン積み立て」というサービスを行っているのも特徴の一つです。
4.コインチェック
ビットコイン、イーサリアム、モネロ、オーガーをはじめ、取り扱っているビットコインの種類が多いのが特徴です。スマホなどからも簡単に操作できるシステムを導入しており、若いユーザーの人気が高まっています。
仮想通貨の技術用語、システム用語
仮想通貨のシステムや技術に関する主な用語もまとめましたので、参考にしてください。
ブロックチェーン
日本語では「分散型台帳技術」と訳される技術で、インターネット上の複数のコンピューターで金融取引の記録を共有・検証し、正しい記録をチェーンのように繋いで残していきます。
サーバーのような核がないため、ハッキングなどの不正な攻撃をかけるのが事実上非常に困難であり、この技術によって仮想通貨の安全性や信頼性を担保しています。
こちらの記事でも詳細を解説しています。
マイニング
マイニングは英語で「採掘」を意味する言葉です。
ビットコインは取引記録を一定間隔で記録し、そのデータを複数(膨大な数)のPCで計算しながら整合性を保っています。そこでその計算を手伝ってくれる有志のコンピューターを借りて、そこでみんなで共有する1つの取引台帳を作成し続けています。
作成をし、追記処理を成功させた人に報酬としてビットコインが支払われます。この作業全体のことをマイニングと言っています。
このマイニングを行っている技術者のことをマイナーと呼び、最も早く計算処理を行ったマイナーには日々、ビットコインでの報酬(コインベース)が支払われています。
P2P
仮想通貨インフラで使われる通信の形態。
分散型のネットワークで情報が共有されることを言います。専用のサーバーを使うことなく、接続された端末(Peer)同士で直接コミュニケーションします。特定の管理者を置かなくとも安定して運営することができ、さらにブロックチェーンを合わせて導入することによりデータの整合性を担保することも可能になりました。
イーサリアム
ブロックチェーンを新たに活用しようというプロジェクトで、ブロックチェーンにスマートコントラクトと呼ばれる契約を書き込み、実行する仕組みのことを言います。このイーサリアムプロジェクトで使用されている仮想通貨は「イーサー」と呼ばれています。
まとめ:仮想通貨はまだ誰もが初心者です
仮想通貨を使い始めたばかりだと、とにかく分からない用語に頻繁にぶつかり、やる気をなくしてしまうこともあるかもしれません。しかし仮想通貨が一般に広まったのはごく最近のことですから、いまだに「ベテラン」と呼べるほど豊富な知識を持つ人はごくわずか。誰もが初心者の状態と言っても過言ではありません。
今は新規参入者向けに簡単に操作や手続きができる取引所もあり、以前よりは敷居が低くなりつつあります。
仮想通貨は特に国境を越えた取引をするのに便利な新しい経済圏と言えますから、地道に覚えて無理のない範囲で活用していくことをお勧めします。
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