仮想通貨市場は上昇気流に乗ったかと思いきや大きく下落し、多くのトレーダーが悲観的な気分になっていますね。昨年は、仮想通貨全体が大暴騰しすぎたのでその分調整期間も長い模様です。
さて、そんな中、他の仮想通貨とは一線を画しているXRPにポジティブニュースが飛び込んできました。カナダ最大の銀行、ロイヤルバンクがリップル社のソリューションとXRPについて肯定的なレポートを発表したのです。
早速内容を確認してみましょう。
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ロイヤルバンク「リップル社とXRPによって金融期間は莫大な時間とお金を節約することができる」
カナダのロイヤルバンクはレポートで、リップル社とXRPによって金融期間は莫大な時間とお金を節約することができると述べています。
そのレポートによると、ブロックチェーン技術は、仲介業者を排除して送金の透明性を高めることで送金事業者の抱えている問題を解決することができるという内容。カナダのロイヤルバンクは、リップル社の製品は「ブロックチェーン技術が金融業界をどのように変化させるか」その一例になると指摘しています。
リップルはp2pの分散型プロトコルを使って、リップルネット参加金融機関の送金システムxCurrent、より迅速なxRapid、そして決済システムのxViaを作りました。XRPや分散型台帳を含む完璧なソリューションが、ブロックチェーン技術がどのように既存の送金市場を変化させるのか?
このソリューションの中では、XRPはブリッジ通貨としての役割を果たしています。
ブリッジ通貨とは、2つの通貨を中央集権型の金融機関を経ることなく2つの通貨の流動性を確保し当事者同士でやり取りできる通貨を指します。つまり、世界各地に銀行口座をつくることなく、XRPの口座1つに統合できるということでもあります。
その結果、銀行は世界の現地通貨を保有することなくたった1つのXRP口座で完結できてしまうため、大きなコスト削減となるわけです。銀行は、自国の通貨とXRPの間で直接市場を作り、仲介業者の数を最小限に抑えられるようになります。
ロイヤルバンクの資料に記載されている内容がこちらです。
銀行間で決済するよりもリップル社のソリューションを使った方が46%も決済コストを節約できます。
スピードも、銀行間同士では2日から5日、マネーグラムで2日から5日、早いと言われているペイパルでも当日から1日ですが、リップル社のソリューションを使えば3秒から5秒と超高速になります。
ちなみに、このレポートを書いたカナダのロイヤルバンクは、カナダ最大の銀行で、1600万人以上の顧客を抱えています。
まとめ
カナダのロイヤルバンクのレポートは、XRPホルダーにとっては新しい情報はありませんでしたが、カナダ最大の銀行の公式レポートにリップル社とそのソリューション、XRPがポジティブに記載されたことに大きな意味があります。
今後の国際間決済においては、リップル社とXRPは欠かせない存在になることを意味しているからです。今後もリップル社の動向と各金融機関の発表から目が離せません。
参考記事
CCN:Royal Bank of Canada Says Ripple and XRP Can Save Financial Institutions 46% Per Payment
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