仮想通貨市場は時価総額において一時7000億ドルにも到達し間もなく1兆ドルに到達すると話題を集めました。
ここまで急速な成長を遂げた仮想通貨市場において、最も急成長している通貨がXRPです。
この価格急上昇を受け、その発行元であるリップル社の共同設立者にして元CEOでもあるクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏の総資産額が大手SNSフェイスブックの代表マーク・ザッカーバーグ氏を上回り世界第4位にランクインしたことが明らかになりました(2018.1.5時点)。
今回はその概要やクリス・ラーセン氏についてなどを解説します。
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XRPの価格の高騰により総資産額で世界第4位の億万長者へ
XRPはここ1ヶ月ほどで13倍以上にも値上がりをしており、史上まれに見る成長率の高さとして各所を騒然とさせておりますが、これによってラーセン氏の保有している資産は51.9億XRPとリップル社の全株式の17%を合わせて843億ドル(約9.5兆円)となりました。
これはマーク・ザッカーバーグ氏の総資産額750億ドル(約8.4兆円)を大きく上回る値となり、そして同ランキング3位にランクインしている「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏の総資産額である861億ドル(約9.7兆円)に負けずとも劣らない金額となっております。
世界で最も有名なイノベーターの一人
クリス・ラーセン氏はリップル社の共同設立者の一人です。
「仮想通貨関連の業界において知らない者はいない」と言われるほどの人物であり、世界でも最も有名なイノベーターの一人でもあります。
元々ラーセン氏は、オンラインでは世界初の試みとなるモーゲージ(不動産抵当権)ローンプラットフォーム E-Loan を1996年に創業し、同社のCEOを務め、さらに現在では世界中で広く一般的となっているクラウドファンディングやP2Pレンディングをアメリカで初めて商業化したP2PレンディングマーケットプレイスProsper Marketplaceの設立もした人物です。
そして2012年に現在のリップル社を創業、2016年12月まで同社のCEOを勤めた後、2017年1月からは同社の会長取締役を務めています。
その他には同年1月より、世界最大級のメガバンクであるHSBC の技術諮問委員会の委員に就任、同年3月にIMF のアドバイザー就任など、非常に多くの活躍をしています。
急成長中のリップルと盛り上がりを見せる仮想通貨市場
現在急成長中の仮想通貨XRPを発行しているリップルは、サンフランシスコにその拠点を置き、分散型を特徴とするビットコインとは正反対の中央集権的な決済システムを特徴としています。
現在、リップルでは100を超える世界中の銀行や金融機関とパートナーシップを結んでおり、特に最近では日本や韓国といったアジア圏においてブロックチェーン技術を用いた国境を超えた送金システムの開発を行っています。
近年では仮想通貨市場全体が劇的とも言える盛り上がりを見せていることもあり、XRPの価格は高騰を続けていました(1月第二週の市場全体下落の影響で今は250円前後で推移)。一昨日世界的送金会社大手のMoneyGramとの提携が発表されています。しかもそれは3社の内の1社にすぎず、あと残り大手2社の発表も控えています。
億万長者を生み出していく仮想通貨市場の今後に期待
ここ数年、仮想通貨市場では数多くの人物が大きな資産を築き上げ億万長者となってきました。
そのような中においても今回のクリス・ラーセン氏の快挙は特筆すべきニュースとして世界中の耳目を集めています。仮想通貨市場の急速な高騰は「実態のないバブル」ではないかとの疑念を呼ぶほどになっておりますが、この勢いがどこまで続くのか注視をしていく必要があるでしょう。
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