XRP（リップル）の価格がわずか1日で23％の上昇｜SWELLとxRapidの実稼働への期待上げか

リップル（XRP）の価格が、急上昇してリップラーたちは歓喜の声をあげました。とうとう、XRPが目覚めたのかと色めき立ちました。XRPは普段はどんなニュースが出ても無風。ある日突然謎の高騰を見せるのが特徴です。そのため短期トレードには向かないと言われている通貨でもあります。

しかし、XRPホルダーにとっては今回の高騰は序章だと受け止められていることでしょう。これからSWELLが開催され、さらにxRapidが年内2つの銀行で運用されることを考えれば、勢いはこんなものでは済まされないと思われます。

さらなる上昇に大きな期待が集まります。

今回は、そんなリップル価格をテクニカル面で分析している記事をご紹介します。

XRPの高騰はSWELLとxRapidの実稼働への期待上げか

リップル価格は、火曜日に強いファンダメンタル要素により、対USドルで23%も上昇しました。

リップルアメリカドルのペアは、0.26699ドルあたりで安値から上昇し、0.32994ドル近くの9月5日の価格帯に再挑戦。このペアは早朝のアジアの取引セッションを席巻しましたが、レンジ内で横ばいとなっていました。ヨーロッパ市場が動いている時にのみ、勢いを増します。

リップルUSドルペアは、取引時間中に非常に激しく上昇しました。そして、アメリカの取引がスタートすると、0.32859ドルに近い日中新高値に到達しました。

リップルのファンダメンタルズは、無視をするには強力すぎます。

しかし、これまであまりにも値動きが不安定な状態でした。

短期目線でロングポジションを取っている企業が、日中高値で利益確定する可能性があります。それにもかかわらず、長期的にはリップル社はリップルの価値を高めるブロックチェーンの巨人、中心的存在としてトレーダーの心理に刻まれています。

異常な値動きは、長期的に下落する三角地帯でブレークにトライしており、数時間以内に下落から上昇へトレンド転換します。リップルUSドルは、そのパターンを完成させる寸前で、0.33708ドルの抵抗ラインを、ブレイクすれば、さらならう高値が期待できます。強気な予想をすれば、中期的には8月28日の高値である0.35720ドルを試す展開になります。

このペアはすでに50H、100H、200H、SMAともに上回っていますが、RSIは買われすぎ領域にあります。指標的には強気ですが、買われ過ぎのボーダーラインで減速しています。これは、潜在的に逆転を意味する可能性があり、RSI指標で示されています。

XRPの背後にあるリップル社は、ナショナルコマーシャルバンクのブロックチェーンネットワークに新メンバーを獲得しました。

サウジアラビア国内で一番最初に設立された銀行は、リップル社のネットワーク、リップルネットを利用して、迅速な国際間決済を行います。リップル社は、世界最大の移住労働者数を抱えるサウジアラビア市場を開拓するための道を開いたのです。

また、ナショナルコマーシャルバンクでの、ブロックチェーン企業は、500万人のユーザーに対してリップルの利用を促します。

XRP/USDがブレイクアウトするか、もしくは抵抗線で下落するかを決める前に、まずは0.33708の抵抗線に向かって上昇することを期待します。この抵抗線では、長いこと上昇を遮られているからです。ここをブレイクすると、フィナボッチレベルが0.35386にむけてロングポジションを示唆します。

このロングポジションでは急激な下落が発生した場合の損失を最小限にするために、エントリーポイントを4pip下回る価格でロスカットが発生します。下落した場合、またレンジに戻ります。その場合は暫定サポートラインは0.32326ラインです。

その期間は、長期にわたる下落相場に備えて、待機と監視に切り替えます。そうすれば、潜在的に下落する可能性があっても、落ちるナイフをつかむことは避けることができるでしょう。

まとめ

XRPは、抵抗線をブレイクしたら長期的なロング体制に入ると考えられますが、急激な下落に対しても準備しておかなければなりません。抵抗線を参考にして、どちらの局面が訪れても、利益を上げられるようにしておくことをオススメします。

参考記事
CCN：Ripple Price Intraday Analysis: XRP/USD Near September High with 23% Leap