2017年9月29日、金融庁は11社の仮想通貨交換業者を登録したと発表しました。
それから早くも3ヶ月が経過し、現在の登録数は16社となっています。今回の記事では登録済みの仮想通貨交換業者のまとめと、登録が16社まで増えている中で未だ許可が下りていないコインチェックの情報も合わせてお届けします。
スポンサー:週に3回のトレードで50万円を283万円に増やす方法
週に3回のトレードで50万円を283万円に増やす方法が無料で公開されました。1日20分のチャートチェックで後はスマホでOK。元本50万円、月40万円の収入になるそうです。実績者多数の講座なので、是非チェックをオススメします。
■無料:週に3回のトレードで50万円を283万円に増やす方法
登録制度の概要と仮想通貨交換業者
改正資金決済法の制定により登録制度がスタート
2017年4月、改正資金決済法が制定されました。
これにより、金融庁の財務局の登録を受けた事業者のみが日本国内での仮想通貨取引を行なえるようになりました。2017年12月26日時点では16社が登録され、正式な仮想通貨取引所として運営が行われています。
登録基準は複数あり、
- 株式会社であること
- 資本金が1,000万円以上、純資産がマイナスでないこと
- 仮想通貨交換業を適正かつ確実に遂行する体制が整備されていること
- 仮想通貨自体や契約内容の適切な説明を行うこと
- 顧客資産の分別管理を行う事
- 個人情報の確認を実施すること
などが求められます。
同時に苦情処理の体制や個人情報の安全管理についての体制など、社内整備も必要とされています。そんな基準を全てクリアしたのが以下の16社です。
■金融庁:仮想通貨交換業者登録一覧
登録が許可された16社一覧
金融庁が公表した資料には、仮想通貨交換業者名や本社の所在地、電話番号、どんな仮想通貨を取り扱っているのかといったことや登録時に申請された仮想通貨の名称なども記載されています。
公表された16社は次のとおりです。
URL:https://ja.quoinex.com/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- QASH(キャッシュ)
URL:https://bitflyer.jp/ja/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- MONA(モナコイン)
URL:https://bitbank.cc/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- MONA(モナコイン)
URL:https://www.sbivc.co.jp/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- XRP(リップル)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
URL:https://coin.z.com/jp/index.html
【取扱通貨】
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- LTC(ライトコ イン)
- XRP(リップル)
URL:https://bittrade.co.jp/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- MONA(モ ナコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
URL:https://www.btcbox.co.jp/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
URL:https://www.bitpoint.co.jp/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
URL:https://bitcoin.dmm.com/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XEM(ネム)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
URL:https://fcce.jp/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- MONA(モナコイン)
- FSCC(フィスココイン)
- NCXC(ネクスコイン)
- CICC(カイカコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
URL:https://zaif.jp/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- MONA(モナコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- XCP(カウン ターパーティー)
- ZAIF(ザイフ)
- BCY(ビット クリスタル)
- SJCX(ストレージコインエック ス)
- PEPECASH(ぺぺキャッシュ)
- FSCC(フィス ココイン)
- CICC(カイカコイン)
- NCXC(ネクス コイン)
- Zen(ゼン)
- XEM(ゼム(ネム)
- ETH(イーサリアム)
URL:https://xtheta.co/
【取扱通貨】
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- XEM(ネム)
- MONA(モナコイン)
- XCO(カウンターパーティ)
現時点では登録漏れでも特別措置はあり
2017年末段階では16社が登録されていますが、まだ17社ほど継続審査中でその中にコインチェックもあります。
金融庁の資料には、「資金決済に関する法律の一部改正に伴う経過措置により、平成29年4月1日より前に、現に仮想通貨交換業を行っていた者は、平成29年4月1日から起算して6月間は、新資金決済法第六十三条の二の規定にかかわらず、当該仮想通貨交換業を行うことができる」とあります。
申請から登録の許可が下りるまで約2ヶ月ほどかかるといわれていますが、今回は法改正にともなう経過措置があるため、許可が下りずとも営業を続けることができます。
気になるコインチェックの登録はいつになるのか
コインチェックは抜群の知名度を誇りながらも未だに許可が下りていません。
こちらが公式です。
コインチェック株式会社|仮想通貨交換業者への登録状況のご報告(2017.12.1)
公式では触れられていませんが、主な原因は「取扱通貨の数が多いこと」「資本金が少ないこと」などが大きな理由ではないかとツイッター界隈では言われています。
また、匿名通貨である「Monero」「DASH」「Zcash」が原因であるという声も多いです。これら匿名通貨は通貨の移動が誰から誰に、いくら動いたのかわからないため、金融庁も慎重になっているとのこと。
- 資本金が他社に比べて少ない
- 取扱通貨が多く審査に時間がかかっている
- Monero、DASH、Zcashの匿名通貨があるため
初めて金融庁に11社が登録された昨年の9月29日から数えると間もなく4ヶ月が経過しようとしています。一部の投資家の間では不安の声も出てきいるため、そろそろ新しいニュースが欲しいところです。
コメントを残す