アメリカでICOによって資金調達をしたBitConnect社のビットコネクトコインが、1月16日につけた高値330ドルから、一時10ドルになるという大暴落を起こしました。
理由は、「運営による取引所と貸付業務の閉鎖の発表」です。
高利回りを掲げていたため多くの投資家が殺到しましたが、急な閉鎖のニュースに投げ売り状態が続いていました。日本時間1月18日にBitConnec運営サイドが取引所の再開などを新たに発表しましたが、1月18日現在、価格は戻していません。
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BitConnectの閉鎖理由
BitConnectの運営が閉鎖を発表した理由は明らかにしていませんが、ノースカロライナとテキサス州からの差し止め請求が理由と考えられています。
BitConnectは、1月10日にICOを予定していましたがノースカロライナ州から「証券を販売するためのブローカー登録を済ませていないにもかかわらず投資商品を販売しようと計画していたことによるものだ」として、ICOの差し止め請求がなされていました。
30日以内に、BitConnect運営側が回答をしなければ、半永久的にICOの発行が禁止されるという厳しい内容です。
米テキサス州とノースカロライナ州の証券当局から両州での関連商品販売が登録されていないとして停止通告書を受け取っていた。引用元:Bloomberg|ビットコネクトが仮想通貨取引所閉鎖-米国で一部の州から停止通告書
その前の週にはテキサス州から「BitConnectが発行するICOは将来的な利回りを約束するものなので証券にあたる」という見解が発表され差し止め請求を受けていました。さらに、一時はサービス妨害攻撃(DDOS)によりサイトにはつながらない状態に陥り、パニック状態に拍車がかかりました。
BitConnectのビジネスモデルとは
BitConnectコインとは、2016年11月にアメリカで誕生した年利100%という破格の高利回りを謳うコインです。
ブルームバーグ社によると、BitConnectコインは「世界で最も成功した仮想通貨トップ20」でした。ところが、ビジネススキームは詐欺スレスレという意見は開始当初から散見されていました。
こちらがBitConnectコインの詳細です。
- BitConnectコインはBitConnect社にコインを貸し付けることで利息を得られる
- 貸し付けたコインは200日動かせなくなる
- 満期が来ると全額返金される
- アフィリエイト制度がある
BitConnectコインにはアフィリエイト制度があるので、インターネット上に多くのBitConnectコインを推奨する記事が溢れかえり、多くの人が高配当に惹かれて購入していました。日本でも「年利300越え」などと高利回りを宣伝する、ブログ記事が多数見受けられます。
BitConnectの今後の展望
日本時間で1月18日にBitConnect社が公式サイト上でBitConnectコインに関して以下の声明を発表しました。
一部を抜粋して翻訳してあります。
10日ほどでアメリカ国外のメンバーに1BitConnectコインあたり150ドルと換算して、BitConnectXのICOに参加することを許可する予定です。私たちは、新しく「数種類の仮想通貨を取引できる優れた取引所」をローンチする予定です。そこにBitConnectコインが取引できるようにしたいと考えています。(原文:bitconnect|Bitconnect update regarding the changes to lending and exchange functions)
公式発表では、取引所が再開することや新しい取引所を開設すること、そしてBitConnectXについて触れられています。
BitConnectコインにとっては、良いニュースと言えますが、実際にこれらの取り組みが実施される保証もないことから、価格は大きくリバウンドすることはありませんでした。この声明がリリースされた後のBitConnectコインの価格は24ドル前後を推移しています。
今後、BitConnectコインは、BitConnect社が信頼を回復させない限り大幅な上昇は厳しい状態が続くことが想定できます。
アメリカの他州から規制が入れば、BitConnectXのICOやローンチ予定の取引所の計画もとん挫する可能性がありますので、しばらくは注意が必要です。国内においても「高利回り」を謳ったICOコインが数多く出回っていますので、参加する際はホワイトペーパーや運営の体制を自分の目で確認をし、慎重に取引しなければなりません。
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