ビットコイン、イーサリアム、リップル、など主要コインがとうとう本格的に反発を開始しましたね。
なんども底打ちをしたかと思いきや、再び下落を続けていたため、ロングホルダーは生きた心地がしない日々が続きましたが、この2日の上昇は本物ではという見方が広がっています。大手通信社CNNも、「出来高」という観点から、短期的な上昇トレンドに転換したと判断しているので心強いものです。
では早速CNNの報じた内容を確認してみましょう。
仮想通貨市場48時間で400億ドルも時価総額が上昇
仮想通貨市場は48時間で400億ドルも時価総額が上昇しました。
主要なコイン、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ は、5%から10%の上昇を記録しています。
リップル、ビットコインキャッシュ 、EOS、そしてカルダノが健闘
XRP、ビットコインキャッシュ 、イーサリアム、カルダノは7月3日の主要コインの値動きの中では、ベストなパフォーマンスを記録しました。
カルダノは16%も上昇しましたし、EOSは13%も上昇しています。
これらの、主要コインは、この数週間はUSドルとビットコインの値動きと比較すると低迷が続いていました。
昨日のレポートによるとCCNは、7月2日の調整が終了したことで7月の第1週のトレンドが確立した強調しています。ビットコインとイーサリアムが予想に反して出来高が急増したことから、メジャーコイン、マイナーコインの両方の仮想通貨市場が急速に回復しました。7月3日のビットコインの出来高は46億ドルを回復し、イーサリアムは17億ドルまで持ち直しました。
ビットコインキャッシュ とリップルの出来高は、ほぼ先週の2倍まで上昇しています。
これまでもなんども強力な調整局面はありましたが、各指標、オシレーター、移動平均線などが上昇を示していても、出来高が伴っていなかったため、底打ち&再上昇の兆しはなかなか見えず、投資家たちも確信が持てない状況が続いていました。
しかし今週の仮想通貨市場は2日に渡り出来高が安定して増加しており、投資家たちはようやく短期的には上昇トレンドに転換したと楽観するようになりました。
USDTの出来高は、7月1日に45億ドルとなり過去最低を記録しました。
これは、投資家たちが、「仮想通貨から仮想通貨」へのトレードに転換していることを意味しています。これまでは、下落トレンドが続いていたため、多くの投資家が仮想通貨ではなく法定通貨と連動しているUSDTを保有する傾向にありましたが、その出来高が減ったということは下降トレンドに終わりを告げたということです。
さらに、ここからは規模が小さいトークンが出来高増、価格上昇の恩恵を大きく受けることが想定できます。すでに、ELF、GTO、AE、BLZ、BQXといった小規模トークンはビットコインと比較すると10%も価格が上昇しています。
出来高が戻ってきた
主要仮想通貨の日々の出来高はようやく反発。
規模が小さいトークンの出来高はまだ低い状態が続いていますが、今後数日で小規模トークンの出来高も増加に転じるでしょう。
世界最大の仮想通貨取引所コインベースは、機関投資家や巨大投資会社に向けて堅固で巨大なストレージを有したビットコイン等の仮想通貨投資のプラットフォームの提供を開始しました。投資会社や個人投資家は、仮想通貨市場は短期的には上昇トレンドであると判断しているため、しばらくは主要コインの上昇が見込まれます。
中期的にも現在の傾向に従って、急速に上昇する可能性があるため、様々なサインを見逃さないようにすることが大切です。
まとめ
CNNの報道は、これまでのどの底打ち観測よりも「出来高」を強調している点で信憑性が高いと感じます。
株でも仮想通貨でも、価格上昇と出来高上昇が同時に訪れると上昇トレンドへの転換という分析が一般的だからです。仮想通貨市場は、各市場の影響だけでなくSECによる判断や、各国の規制にも左右されますが、ようやく上昇トレンドに転換したと判断したいところですね。
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