仮想通貨ウォレットTenXの共同設立者兼社長のジュリアン氏、BTCは年内に6万ドル、日本円で700万円以上に到達する

ビットコイン価格がリバウンドし、再度上昇に転じたかと思いきや再びに下落に転じて多くのトレーダーさんたちは肩を落としたことでしょう。

ところが、そんな先行き不透明なこの時期に、ビットコイン価格の大胆予想が飛び出しました。なんと年内に6万ドル、日本円で700万円以上に到達するというのです。それが本当なら、今の値動きなんて誤差の範囲！

では早速記事の本文を確認してみましょう。

BTCは年内に6万ドル、日本円で700万円以上に到達する？

仮想通貨の価格は、昨年末に上昇しましたが、今年に入ってからは各国の規制ラッシュなどの影響により市場参加者たちを打ちのめされてしまいました。

とある仮想通貨スタートアップ企業のエグゼクティブ幹部は、ビットコイン価格は昨年は12000ドルから6000ドルまで下落したものの、今年は6万ドルに到達すると考えています。

仮想通貨ウォレットTenXの共同設立者兼社長のジュリアン氏は、香港で開催されたRISEITカンファレンスで、「ビットコイン価格が12月の高値を更新した時に5000ドルに下落することを予想していました。今年中に6万ドルを記録することは可能です」と話しました。

ポジティブイベントが必要

ジュリアン氏は、ビットコインが今年6万ドルを記録するためには、ポジティブなイベントが必要であるとしています。

ビットコインやビットコイン取引ファンド等に積極的であるなどのアナウンスを「国」が発表するようなイベントを期待しています。逆にこのようなイベントがない限りは、ビットコインが6万ドルに達成するために時間がかかることを認めています。

彼は、8月までに1万ドルを記録する必要があると述べています。

8月までに1万ドルを達成すれば、メディアの報道がポジティブになり、6万ドル達成が可能になります。

多くの仮想通貨市場の参加者は、規制への動きを肯定的に考えていましたが、想像以上に厳しい規制の観測に仮想通貨市場は押され続けていました。ところが、多くの市場参加者は、今月、SECが「ビットコインとイーサリアムは証券ではない」と発表した時に胸をなでおろしました。

イーサリアム価格は下落しているけど楽観的

イーサリアムとConsereSys社の共同創業者であるジョセフルービン氏は、「イーサリアム開発者はインフラを構築することに集中していて、コミュニティ全体も現在の価格を気にしていない」と語りました。

イーサリアムの価格は7月10日にアメリカドル換算で10％以上という大幅な下落を記録しました。

ルービン氏は、イーサリアムにとって価値のある値下がりや値上がりは、技術者や起業家からイーサリアムが注目を浴びるチャンスであるため、イーサリアムにとっては良いことであると述べています。過去24時間のビットコインは、幾つもの肯定的な指標があるにもかかわらず6350ドルからのリバウンドに苦戦している状態です。

仮想通貨市場前街は、今後48時間以内に上昇ラリーに転じる勢いをつけることができませんでした。過去3日間の値動きに基づくと、ビットコインは6000ドルを下回る可能性が高くなっています。

まとめ

今回の予想では、年内に6万ドルを記録するためには「ポジティブニュース」と「8月までにビットコインが1万ドルに到達することが必要」とのことでした。

この予想を打ち立てた本人は、昨年のビットコイン高値からの5000ドルまでの下落を予想しているので、ある程度信ぴょう性が高いと言えそうですね。この予想の答え合わせは年末までできませんが、一トレーダーとしてはぜひ予想が現実になってほしいものです。