また分裂!新通貨ビットコインダイヤモンドが登場!その魅力とは?最新情報についても解説

仮想通貨を代表するビットコインから、新通貨「ビットコインダイヤモンド」の誕生が日本時間2017年11月24日夜に発表されました。

代表的な仮想通貨ビットコインが日本時間24日夜に分裂し、新通貨「ビットコインダイヤモンド」が誕生した。ビットコインの分裂は8月と10月に続き3例目。 引用元:日本経済新聞|ビットコインがまた分裂 新通貨「ダイヤモンド」登場

ビットコインダイヤモンドは日本の仮想通貨取引所「Coincheck」や「BTCボックス」からも付与される予定になっており、注目を集めています。

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スムーズな送金、安い手数料が魅力のビットコインダイヤモンド

新通貨ビットコインダイヤモンドはビットコインのハードフォークから誕生しました。

投機マネーの流入により、今年はビットコインでの取引が急増し、先月11月26日にはビットコインの価格が1ビットコイン=100万円を越えるほどになりました。そのため、ビットコイン内での送金に時間が取られ、送金をスムーズにする改良版の新通貨の誕生が相次いで見られています。ビットコインダイヤモンドもその様な理由によって生まれた新通貨なのです。

ビットコインダイヤモンドでは、データ容量がビットコインの約8倍となっています。

「ダイヤモンド」はデータ容量をビットコインの約8倍に拡大。開発した匿名のグループによると世界で28取引所が扱う。すでに中国の取引所では日本円換算で1万円前後で売買されている。引用元:日本経済新聞|ビットコインがまた分裂 新通貨「ダイヤモンド」登場

送金をスムーズにするだけでなく、送金にかかる手数料を安価に抑えるなどの改良が進められています。

ビットコインダイヤモンドを受け取れる人とは

現在、ビットコインダイヤモンドを受け取る事ができるのは、11月24日のハードフォークが発生した時点で、ビットコインを保有していた人です。

しかし、仮想通貨の秘密鍵を自身で管理せず、取引所やウォレットにまかせていた場合は受け取れない可能性があります。そのような方は運営の対応によって受け取れるかどうかが変わってくるため、アナウンスをもう1度チェックしてみてください。

日本での取引開始時期は未定

海外では既に配布され、28箇所の取引所で取引が行われることになっているビットコインダイヤモンドですが、日本では仮想通貨取引所である「Coincheck」「BTCボックス」が付与を発表したところまで。配布時期、取引開始時期については未定です。

仮想通貨取引所のCoincheck(コインチェック)が、ビットコイン(BTC)からハードフォークで誕生したビットコインダイヤモンド(BCD)の付与対応の方針を発表しました。引用元:APPTIMES|コインチェック、ビットコインダイヤモンド(BCD)の付与を発表

注目を集めている一方で、多くの取引所で未だ配布が検討されているのは、その安全性に問題があるからです。

国内取引所は慎重姿勢だ。安全対策などが不明で利用者のビットコインが盗まれる可能性を否定できないという。「実際に決済や送金で使われるのか不透明」(取引所関係者)との見方もある。日本の大手取引所で配布方針を現時点で明らかにしているのはBTCボックスのみ。ビットバンクやテックビューロ、ビットポイントジャパンなどは未定 引用元:日本経済新聞|ビットコインがまた分裂 新通貨「ダイヤモンド」登場

ビットコインからは以前、ビットコインゴールドという通貨もハードフォークにより誕生しましたね。ビットコインゴールドは安全性が確保されていると謳っておきながら、その後、安全性面での問題が発覚し配布が延期されました。

世の中のどんな通貨も、利用者の信頼によって成り立っています。まだ安全性が確立されておらず、信頼度が低い通貨を配布するのは、仮想通貨取引所にとっては大きなリスクなのです。

ビットコインの約10倍!高値のビットコインダイヤモンド

ビットコインダイヤモンドを取り扱う28の取引所の1つ、Binance取引所では、すでに取引が行われており、相場は1ビットコインダイヤモンド=0.0075〜0.009ビットコインとなっています。日本円にすると、1ビットコインダイヤモンドは約7,000円、8,000円といったところでしょうか。

ビットコインダイヤモンドは、総発行料をビットコインの約10倍としています。

1ビットコイン保管しておけば約0.08BTC(約7万円)ほど、10BTCなら約70万円、100BTCなら約700万円タダで手に入ったことになります。普通じゃありえない現代の錬金術。引用元:貯金1000万を仮想通貨に換えた男のブログ|ビットコインダイヤモンドが意外な高値、ハードフォーク三昧で儲かるのでは

Binance取引所にビットコインを預けていた人は、1ビットコインにつき約7万円の金額をただで手にしたことになります。もしもあなたがBinance取引所に10ビットコイン預けていたならば、約70万円を手に入れたことになるのです。

値動きは全く読めないため、仮想通貨取引初心者は要注意

過去にビットコインからビットコインキャッシュとビットコインゴールドがハードフォークで分裂しています。その時の傾向から投資には注意が必要です。

ビットコインキャッシュ(BCH)の時にそうでしたが、ビットコインダイヤモンド配布後には一時的にボラティリティ(価格変動率)が拡大する可能性もありますので、トレードで格好の稼ぎ場となる一方、最近仮想通貨を始めた方にとってはリスクが高いかもしれません。引用元:APPTIMES|コインチェック、ビットコインダイヤモンド(BCD)の付与を発表

ビットコインダイヤモンドは想像以上に夢のある話のように思えますが、上記の通り、日本は慎重姿勢ですし、投資家としても慎重な判断をしたいところ。ビットコインダイヤモンドに興味のある人は、各取引所のアナウンスをチェックし、海外での取引状況も参考にすることをオススメします。

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税理士事務所で働く24歳OL。2016年8月に、わけも分からず仮想通貨を買って握りしめていたことが全てのはじまり。以前は「男にたかる港ガール」だったが、仮想通貨がキッカケで「自力で稼ぐこと」に目覚めて、今はICOや草コインを買いあさり、トレードまで自分で行うまでに。「クリプトカレンシー女子」として情報発信も広く行っている。