2017年11月30日、仮想通貨「Ethereum(イーサリアム)」が史上最高値である522ドルに到達しました(2017年11月30日時点)。イーサリアムは2017年6月、そして9月にも400ドルのラインに達しており、6月に関しては407ドルをつけていましたが、今回の上昇でさらに上抜けした形となります。
23歳の若き天才(ヴィタリック・ブテリン氏)が生み出したこの仮想通貨は、業界の頂点にまた一歩近づいたと言っても良いのかもしれません。
今回は、このイーサリアムがなぜ史上最高値に到達することが出来たのか、そしてなぜここまで支持されるに至ったかを解説します。
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イーサリアムが史上最高値を叩き出した理由は、世界初となる社債発行準備の報道?
イーサリアムがここまで高騰した理由は、前の週に起こったイギリスの高級贅沢品流通業者による「イーサリアムを使った世界初の社債発行準備報道」にあると言われています。
イーサリアムを使えば、ICOだけでなく社債といった金融商品を提供することができ、これに英国の金融庁にあたるFCA(英国金融行動監視機構)が判を押したということが、今回の高騰の要因と考えられます。今後はイーサリアムを使ったICOはもとより社債発行が増えてくるかも知れません。引用元:APPTIMES|仮想通貨「イーサリアム(Ethereum)」5万円突破!好材料で高値続伸なるか
強気材料としては、今週報道されたイーサリアムを使った世界初の社債の発行がある。発行元はイギリスの贅沢品流通業者で、イギリスの金融行為監督機構(FCA)によって監督されるという。引用元:THE COINTELEGRAPHA|イーサが400ドル上抜けで高値更新、イーサを使った社債のニュースが後押し
社債とは、簡単に言ってしまえば資金調達のために会社が発行する債券のことで、借用書のようなものです。これに対してイギリスの金融行動監視機構(FCA)が判を押したことが大きな強気材料となったのでしょう。
イーサリアムはスマートコントラクトの技術活用に注目されており、仮想通貨の発行も専門知識さえあれば可能という敷居の低さから、ICO(仮想通貨の新規発行による資金調達)にもよく用いられます。425ドルという驚愕の値は、イーサリアムを使うことによって、これから先もっと素晴らしいプロジェクトが実現できる、という自信と支持のもとから生まれたものでもあるといえます。
約300億円分のイーサリアム凍結事件も、物ともしない勢い
ここまでを見ると、イーサリアムとはまったく欠陥のない完璧な仮想通貨のような印象を受けますが、実際はそんなことはありません。イーサリアムとは2015年に産まれたばかりの歴史の浅い仮想通貨で、過去にはトラブルも起きています。
11月上旬にパリティ・ウォレット上のイーサ約300億円分が凍結した事件があったが、物ともしない勢いだ。引用元:THE COINTELEGRAPHA|イーサが400ドル上抜けで高値更新、イーサを使った社債のニュースが後押し
2017年11月上旬にはイーサリアムウォレットの「Parity」にて重大な欠陥が見つかりました。幸いハッキングなどはされなかったものの、約300億円ものイーサリアムが凍結状態となってしまったのです。
しかし、イーサリアムはそんなトラブルなど物ともしない勢いを見せつけ、今もなおビットコインに続く市場2位を誇ります。
イーサリアムの台頭を予言していた投資家 ロニー・モアス
投資家であるロニー・モアスは、2017年8月にはイーサリアムが再度、400ドルにつけることを予測していました。また、投資家であり億万長者というマイケル・ノボグラッツも、イーサリアムは400ドルを上回る可能性があると伝えていました。
当時、モアスのこの予測は強気すぎるのではないかと言われていましたが、結果的には大的中を果たしました。強気な姿勢が今回の結果に繋がったといえるのではないでしょうか。
これからもイーサリアムの動向に注目
冒頭でも触れましたが、イーサリアムは23歳であるヴィタリック・ブテリンによって産み出された仮想通貨であり、創設者と共にまだ若く非常に勢いがあります。これからも我々の予想を大きく上回るような躍進を見せてくれることは間違いありません。
今後も上げ相場になる可能性が充分にあり得ます。イーサリアム系の話題に注目です。
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