2017年12月12日、ライトコインの価格が300ドルに達しました。
12月初めまでは90ドル〜100ドルの間で推移していたので、その上昇率はなんと200%以上です。ビットコインを中心として盛り上がる仮想通貨市場ですが、このようにビットコイン以外の仮想通貨にも注目が集まりつつあります。ここでは、ライトコインが高騰した要因や、今後の展望について解説します。
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ライトコインが高騰した2つの要因
ライトコインが高騰し一時300ドルの値をつけ、時価総額も4位に上昇しました。
引用元:Cryptocurrency Market Capitalizations
その後リップルの急騰により、リップルが4位、ライトコインが5位となっています。
要因1:ビットコインに連られて高騰!
今回、ライトコインが高騰した理由の1つは、ビットコインの急騰であると言われています。ビットコインは今年に入って約17倍も値上がりしているため、一部の投資家は、まだ価格の低い別の仮想通貨に資金を移動させていると見られています。
ビットコインの急上昇が終わってから24時間で、ライトコインが倍近くになっている。引用元:THE COINTELEGRAPH|ライトコインがビットコインに連れ高、倍近くに
また、開始された直後であるビットコイン先物取り引きへの期待感も関係しており、ライトコインだけではなく、イーサリアムなど多数の仮想通貨で高値が付いています。これらの仮想通貨の価格上昇により取り引きが殺到し、一部の取引所ではシステムが中断する事態も発生していました。
要因2:「Stream」ゲーム内でのライトコイン決済が可能に
ライトコイン高騰のもう1つの理由は、欧米最大のオンラインゲーム配信会社「Stream」が、ゲーム内でライトコイン決済が可能になったと発表したことです。
欧米において、「Stream」の認知度はかなり高く、そのゲームは多くの人に利用されています。
欧米の人々の中でStreamは日常に溶け込んでおり、知らない人がいないほどである。そのStreamにおいてライトコイン支払いが可能になったことがライトコインの価格が急騰した大きな要因と考えられる。引用元:仮想通貨ニュース.com|ライトコインの価格急騰、ビットコインの送金詰まりが影響していた?
そんな中でライトコイン決済が可能になったことも、ライトコインの価格急騰につながっていると考えられます。このゲーム内では元々ビットコインでの決済を受け付けていましたが、ビットコインは送金手数料や送金スピードの問題があり、オンラインゲーム上での小額決済には不向きであると言われていました。
ビットコインの送金が約10分間の時間を必要とするのに対し、ライトコインの送金にかかる時間は約2.5分。今回「Stream」の決済に取り入れられたことで、その利便性が認められたと言えます。
ライトコインの今後の可能性
日常利用通貨として高まる期待!
そもそもライトコインは、2011年に元GoogleのエンジニアであるCharlie Lee(チャーリー・リー)氏により開発されました。ビットコインを元にしていますが、取り引き承認時間の短さが大きな特徴です。
そのため、買い物や飲食代の支払いなど、日常生活での利用が増えるのではないかと予想されています。また、前述のようなオンラインゲームでの決済に取り入れられるなど、今後の展開に期待ができます。
現在は、ドージコインやモナーコインなど、送金時間がより短い仮想通貨も登場してきており、ライトコインの優位性は小さくなったとも言えます。ただ、ビットコインのアップデートを、ライトコインに先に適用するようなアイデアも検討されているため、まだライトコインにメリットがあることも確かです。
安全対策が求められる
一方で、ライトコインには安全対策が必要な面もあります。ライトコインは、取り引きの承認時間が短い分、マイニングの難易度が他の仮想通貨よりも低く設定されています。そのため、マイニングを行うことによる報酬が得やすい一方で、ハッキングの危険性も高くなります。このような安全性を改善することが、ライトコインの更なる普及のためには重要であると言えます。
以上のように、ライトコインにはビットコインにはないメリットもあり、利用が広がっています。仮想通貨同士が関係し合って価格が変動することもあるため、今後もその動向に注目が必要です。
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