Twitter社のCEO、ジャックドーシー氏はビットコインがインターネットのネイティブ通貨になることを願っていると発言しました。
この発言はニューヨークで開催された仮想通貨のイベント「コンセンサス2018」にて、ライトニングラボのエリザベススタークとの対話の中で飛び出したもの。ドーシー氏は、かねてよりビットコイン推しの第一人者でしたが、この発言でさらにビットコインへの肩入れの強さがわかりますね。
では一連のやりとりで交わされた会話の内容を確認してみましょう。
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仮想通貨は将来の決済手段
ビットコインの大きなサポーターであるドーシー氏は、最初に、サトシナカモトのホワイトペーパーを理解していなかったと言いました。
ドーシー氏は、元雇用主であったジム氏と決済サービス「スクエア」を共同設立。スクエアは、決済サービスだけではなく、現在ではビットコインの取引アプリを運営しています。当初、スクエアは、クレジットカードの決済サービスとして開発しましたが、それは単なるクレジットカード決済の事務作業を助けるものではなく、売上を増やすためにクレジットカード決済を受け入れることを目標としていたとのこと。
ドーシー氏「私たちは、クレジットカードリーダーを開発することではなく、売上をアップさせていた。販売店は、消費者の支払い行為は全て受け入れるべきです。そして、お金のことではなく売上をアップさせることだけを考えるべきです」
ドーシー氏は、2018年1月に「Apple Payのキャッシュカードを使って、ビットコイン決済でTwitterビルのカフェでカプチーノを購入するシステムを構築する」という目標を掲げました。目標設定が火曜日で、この目標が達成されたのは翌週の火曜日でした。ドーシー氏のこのプロジェクトは、単なる決済から「購入(カプチーノの購入)と売却(ビットコインの売却)」という行為に変化させました。
「当時の売買インターフェイスはシンプルではなかったため、多くの人々がアクセスすることはできなかった」と語っています。
当初のアイデアは「電子メールでの送金」でしたが、実際に稼働させてみると「この方法は違う」と考えました。何故ならば、これではVISAのデビットカードと同じだからです。そして、ドーシー氏は将来の世界と経済の自由化のなかで、銀行口座を超えることを議論しました。
「現在、私たちは、人々が銀行口座のようにスクエアを使うことを目標としていいます」
最終的には、ドーシー氏は自身のスクエアが次世代を担うサービスかどうかはまだわからないとしながらも、「仮想通貨が世界の標準通貨となること、そしてそれがビットコインであって欲しいこと」と発言をしました。
ジャックドーシー氏のリアル通貨資産&仮想通貨資産
さて、今回はTwitter社のCEOであるジャックドーシー氏が仮想通貨と自身の会社スクエアについて大いに語りましたが、彼自身は一体は一体どれほどの仮想通貨資産を保有しているのでしょうか。
気になったのでリサーチしてみました。
まずは、リアル通貨の資産から。
フォーブスによると、2018年5月17日現在のジャックドーシー氏の株等の資産を含む金融資産は42億ドル。桁違いの大金持ちですね。
それでは仮想通貨は?というと実はフォーブスが発表した世界の仮想通貨長者ランキングには、ジャックドーシー氏はランクインしていません。早い段階でビットコインに注目していたドーシー氏なのである程度のビットコインを保有していそうですが、長者番付に掲載されるほどではなかったようです。
まとめ
Twitter社といえば仮想通貨関連の広告を禁止したことで仮想通貨相場に少なからず混乱をもたらしたことがあります。ですがCEO自身は、仮想通貨に対しては肯定的というよりも、推進者の1人ということが今回のニュースからわかりますね。
彼のように、世界を牽引する経営者が仮想通貨を積極的に取り入れようとしていることは、仮想通貨市場全体にとっては非常に大きなプラス材料となります。今後も、ジャックドーシー氏の発言に注目しておきましょう。
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