リップル社は1月24日に、通信サービス大手のIDT Corporationと外貨両替サービスのMercuryFXの2社と提携して、リップルのxRapidを使用することを発表しました。
日本ではピンとこない会社名なので、このニュースの大きさがわからないと思います。そこで、提携の内容を解説するとともに、提携した2社の影響力についてまとめたいと思います。
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大手2社がリップルのシステムを使って送金することに
今回発表されたのは、リップルの送金システムxRapidを、IDTCorporationとMercuryFXの2社が使用するということ。
リップルとその仕組みについてはこちらの記事を参考にしてください。
リップルの送金システムxRapidとは送金にかかる費用と時間を大幅に短縮できる画期的な仕組みです。
今回リップル社と提携を発表した2社は、リップルを使用した迅速な送金スピードと格安な送金手数料の恩恵を最大限受けられる業種です。日本でも大手銀行や金融機関がこぞってリップルとの提携を発表しています。代表的な銀行がこちらです。
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 三菱東京ufj銀行
- セブン銀行
- 東京スター銀行
- ソニー銀行
- イオン銀行
これ以外にも地方銀行や、海外の大手銀行、中央銀行なども提携を発表しています。
銀行だけではなく、マイクロソフトやグーグルなどの世界的大手企業とも提携することが発表されています。
IDT Corpration&MercuryFXとは。リップルとの提携の恩恵は?
IDT Corprationは耳慣れない会社ですが、アメリカではニューヨーク証券取引所に上場している超有名な大手企業です。
1月26日現在の時価総額は274億2400万ドル。日本円に換算すると、約3兆円です。日本の会社に当てはめたら、三菱地所やYahoo!、ダイワハウスなどなど誰でも知っている有名企業と同じポジションですね。
業務内容は、世界中の個人をつなぐ国際電話やip電話、そして国内、国際送金や請求書の支払いなどの決済サービスの提供です。つまり、リップルとの相性は抜群というわけです。リップルを使えば、世界中どこにいても数秒で送金完了できるのであれば、IDTCorporationの国際サービスはさらに便利になりますね。
ちなみに、IDT Corporationとリップル社の提携が発表された影響で、IDTの株価が前日比5.86%上昇しています。
MercuryFXとは、アメリカの大手為替取引業社です。為替取引はリアルタイムでの入金反映が、価格反映がとても重要なので、リップルとの親和性が高いです。
まとめ
リップルは国内外の超大手企業との提携が増え、実用化が進んでいます。
貨幣としてではなく仕組みとして、各企業から受け入れられています。
その動きがリップルの価格には大きく反映されていないため、ホルダーは我慢を強いられていますが、今後も大手企業との提携が続き、実需が出てくればトレンドも転換するかも知れません。
今日現在、1月24日の提携発表で若干持ち直したものの、格付けの影響もあってか下降トレンド継続中です。
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