私達が仮想通貨を利用する以上、仮想通貨を管理する仕事があり、それに従事している人が裏にいます。そしてその業界が成長すればするほど携わる人も増えることになるのは当然の話ですよね。
そんな仮想通貨ですが、今とてつもないスピードで広がっており、比例するかのようにこの1年間で仮想通貨関連の求人が3倍にもなっているとのことです。1年間に3倍は相当なスピードです。
暗号通貨関連スタートアップ企業による雇用がこの1年でおよそ3倍増加してる。暗号通貨業界の成長スピードは驚異の速さで進んでいる。引用元:CCN|暗号通貨に関連する仕事が1年間でおよそ3倍に。
では、仮想通貨関連の仕事とはどんなものがあるのか。この記事でご紹介したいと思います。
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仮想通貨に関する主な仕事は「取引所の運営」
仮想通貨の代名詞とも言えるほどメジャーな仮想通貨、ビットコイン。そのビットコインの取引所として有名な「ビットフライヤー」は国内有数の巨大仮想通貨取引所です。このビットフライヤーのような仮想通貨の取引所で働くこと、これこそが仮想通貨関連の最もメジャーな仕事です。
取引所の主な事業内容は取引所や販売所の運営、ブロックチェーンの研究開発です。
募集している職種「サーバーサイドエンジニア」「Web アプリケーションエンジニア」「インフラエンジニア」「金融系エンジニア」など 引用元:bitflyer|採用情報
エンジニアに加えてマーケティングやPR、人事や経理のような総合職といった職業が取引所では必要とされています。取引所を運営する上で必要な業務が明確化されてきたことで、多くの働き手を今求めているようです。
絶対に欠かせない「サーバーサイドエンジニア」
仮想通貨取引所を運営する上で欠かせないのはエンジニアですが、エンジニアには多くの種類が存在します。システムエンジニアやインフラエンジニア、プログラマーもエンジニアの一つです。
なかでも、仮想通貨の取引所を運営する上で重要なエンジニアは「サーバーサイドエンジニア」です。サーバーサイドエンジニアというのは、ウェブサイトの裏方を務めるエンジニアのこと。ウェブ上での動的な処理を施すことが主な仕事であり、ハードウェアをアップグレードしたり、新しいソフトウェアのインストールなどのウェブサイトにおける環境設定を変更したりと、ウェブサイトを運営する上で基盤となる仕事をしています。
一方、サイトのデザイン通りに目に見えるページを作成していくエンジニアを「フロントエンドエンジニア」と呼びます。ウェブサイトを作る上でサーバーサイドエンジニアとフロントエンドエンジニアは一心同体なのです。
実際のコインの売り買いはウェブサイト上で行われるので、仮想通貨の取引所では大変重要な役割だということがわかると思います。ビットフライヤーのホームページからはビットコインのデモ購入ができるため、興味がある人は見てみると良いでしょう。あなたがサーバーサイドエンジニアになるキッカケになるかもしれません。
サーバーサイドエンジニアは経験がなければ難しい
サーバーサイドエンジニアは「サーバーサイド言語」というものを使ってプログラミングをするため、まずはサーバーサイド言語を理解できていなければなりません。また、フレームワークの経験や数々のサーバでの開発経験がなければ難しいと言われてます。
エンジニアになるには、資格を持っているほうが良いという話はよく聞きますよね。もちろんその通りです。資格を持っていれば、就職時に有利なだけではなく、仕事をスムーズに進めることが出来ます。
特にサーバーサイドエンジニアは、エンジニア不足で未経験者も受け入れる企業が多く存在する現在にも関わらず、スキルを重要視しているため、未経験者が目指すのは難しいでしょう。つまり、資格は経験を証明するものになるのです。
需要高まるブロックチェーンエンジニア
いくつかの仮想通貨取引所ではブロックチェーン自体を独自で開発しようとしている企業もありました。そのような企業ではブロックチェーンエンジニアの求人をしているようです。
ブロックチェーンエンジニアももちろんエンジニアの一種です。このブロックチェーンエンジニアも仮想通貨関連のエンジニアの中で、かなり重要なエンジニアです。
他のページにもあるように、ブロックチェーンという仕組みは革新的なデータベースであるため、仮想通貨業界だけでなく銀行や大手企業も導入を考えています。そのため、ブロックチェーンエンジニアの需要はどの業界においても増えているのです。
ブロックチェーンエンジニアは日本ではスタートアップ企業による求人が多く、今現在は高収入の仕事ではありません。しかし、海外では年収1000万円を超えるような仕事であり、今後日本でも多くの企業がブロックチェーンを導入することを考えれば、ブロックチェーンエンジニアの年俸が高くなる時代が来てもおかしくはありません。
ブロックチェーンについての知識を持っていることはこれからの時代、どんな業界で生きていく上でも有利な武器になるのです。
しかし、現段階の日本ではブロックチェーンがしっかりと導入され機能しているのは仮想通貨取引所くらいです。需要が高まりつつあるのに、働き口が少なくまだ整備されていないのです。すでにエンジニアとして活躍しておりブロックチェーンにも精通している人がブロックチェーンエンジニアとして活動しているのが現状です。
仕事はエンジニアだけではない
仮想通貨に関する仕事はエンジニアだけではありません。ディスプレイ広告を作るためのウェブデザイナーや、取引所が運営する記事ページなどのメディアに携わる仕事も多く存在します。仮想通貨に関わる仕事がしたい、でも資格や技術が無いという場合はマーケティングや広報、運営側の仕事を見つけるのもありかもしれませんね。
逆に、エンジニアになりたい人にとっては働き口が増えるということなので、仮想通貨について興味を持ってみると良いかもしれません。
まとめ:まだまだ仮想通貨の業界は伸び続ける
仮想通貨に関する求人が増えているということは、仮想通貨業界が大きくなっていること、また大きくなっていくことを示唆しています。転職が以前よりも簡単にできる今、仮想通貨やブロックチェーンを勉強し、仮想通貨関連の仕事に従事する人も今後は増えていくと思われます。
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