2ちゃんねるから誕生した純国産仮想通貨「モナコイン」とは？

インターネット掲示板2ちゃんねる発祥の仮想通貨として知られるモナコイン。

モナコインはZaifやbitFlyerなどの大手取引所でも購入できることでも有名。2017年年始頃は3円～5円だったモナコインが今月2017年12月6日にその価格が約2,000円にまで高騰。約500倍の値上がりを見せ注目を集めています。認知度が高まりつつあるモナコインについて紹介します。

価格変動に上昇傾向が見られるモナコイン

モナコインは2017年初頭にはその価格が3円でしたが、2017年10月には1週間で価格が10倍に高騰するなど、今日の価格変動に上昇傾向が見られます。

10月11日までは1MONA＝90円程度でしたが、そこから大暴騰。3日後の10月14日には最高値1MONA＝800円台にまで登りました。3日で9倍近く上昇し、バグったみたいなチャートでしたよ（笑）。引用元：WORKAHOLIC｜bitFlyer（ビットフライヤー）がアメリカ進出！モナコイン上場に期待したい【bitFlyerUSA】

モナコインは今年初めには3円や5円という値段だったが、10月に入って急に値が付き始め500円に。その後は300円前後を横ばいだったが、11月下旬に一度700円に上昇、そして今日再度1160円になった。引用元：ニコニコニュース｜http://news.nicovideo.jp/watch/nw3124899

これほどの価格変動が起きるとは、普通はなかなか予想できるものではありません。モナコインが3円や5円だった頃に購入したユーザーはかなりの儲けが出る結果となり、「億り人」もたくさん生まれたようです。

コミュニティの強さはコインの強さ

インターネット掲示板2ちゃんねるは1999年に誕生し、1日のアクセス数が20万を超える程のスレッドも存在するサイトです。近年では、YahooやGoogleの利用者が増加したために2ちゃんねるユーザーが減少していますが、その活気は今でも不動のものとなっています。

仮想通貨「モナコイン」がここまで価格を上げられたのは、この2ちゃんねるユーザーのコミュニティの強さが影響していると言われています。

また、「国産通貨」であることも大きな影響を与えているようです。モナコインは国内初の仮想通貨であり、唯一国内取引所で扱われている通貨なのです。国産通貨というのは、価格の変動が私たちの生活時間内に起こるため、海外の仮想通貨のようにタイミングを見逃したりすることがありません。また、円での換算が簡単なのもありがたいですね。

bitFlyerのアメリカ進出で期待されるモナコイン

モナコインの弱点はその「取引量の少なさ」です。

もちろん上記のとおり、根強いユーザーが沢山存在するためにこれほどの価格上昇が起きましたが、ビットコイン、イーサリアムのような世界的仮想通貨に比べると、その市場自体が小さいのです。そのため、価格の高騰にも上限を感じてしまうのが現状です。

そんな中、国内の仮想通貨取引所「bitFlyer」がアメリカ進出を発表したのは好材料。

2017年11月29日にサービスが開始されていますが、現在取り扱っている仮想通貨はビットコインのみ。2018年前半に体制が整い次第、順次アルトコインを扱い始めるようですが、モナコインを扱うという声明は未だにありません。

しかし、時価総額トップ20に食い込む勢いのモナコインがアメリカのbitFlyerに上場すれば、かなり大きな市場を獲得することができると期待されています。また、2017年12月6日にはbitFlyerのEU進出も決定。こちらもUSAと同じくサービス開始時にはビットコインのみの扱いというアナウンスが発表されています。12月中にはサービスが開始される予定です。

モナコインは焦って買わなくても良い

この価格高騰にあやかろうと、今すぐに購入を焦る必要はありません。これまでのモナコインの価格変動を見ても分かるように、爆発的に高騰した後は価格が少し落ち着く傾向にあるため、高値掴みすることのないように変動をよく見極め、然るべきタイミングで購入するようにしましょう。

モナコインがbitFlyerのUSAとEUで上場されることが決定してからの購入は危険であるため、これら取引所のアナウンスに注目しておく必要があります。