先月はFacebookが仮想通貨の広告を禁止し、3月14日にはGoogleも仮想通貨の広告を禁止しましたが、それに続きTwitterまで仮想通貨の広告を禁止するという報道が流れています。
ツイッター、仮想通貨の広告禁止へ ICOとほぼ全ての交換所 https://t.co/EW8aSClEsg
— 岡三マン (@okasanman) March 18, 2018
仮想通貨に対する規制が強まり、逆風が吹き荒れていますが、中身を確認するとそれほど悲観することはないのでは?という見方もできます。それでは早速内容を確認してみましょう。
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Twitterの規制内容とは?
スカイニュースは「Twitter社が仮想通貨広告を2週間以内に禁止することで調整している」と報道しました。
3月19日現在Twitter社からの正式発表はありませんが、FacebookやGoogleの仮想通貨広告の禁止を考えると、あながちありえない話とは言えません。Twitter社の公式発表がまだなされていないので詳細はわかりませんが、GoogleやFacebookと同様に、仮想通貨に関する広告を規制すると見られています。
スカイニュースによると「ICO、トークンの販売、仮想通貨のウォレット」などの広告を禁止するとのことです。
Twitterの規制が真実なら仮想通貨価格は下がる?上がる?
さて、私たちにとって気になるのはこの規制によって仮想通貨価格がどう影響するかです。
前回、Googleが仮想通貨禁止を発表した時のビットコインの値動きを確認してみましょう。
ようやく上昇トレンドに入ったかと思われたビットコインが、Googleの発表によって急落しています。
ただ、今回のTwitterの広告禁止がここまで、大きな下落をもたらすとは限りません。
仮想通貨だけではなく、株や為替などの世界もそうですが、すでに知られている情報が「確報」として流れても「織り込み済み」と見なされて、価格が変動しないことが少なくありません。それどころか、「悪材料出尽くし」といわれて、上昇することもすらあるのです。
しかも、Googleの仮想通貨の広告禁止ニュースよりは、ツイッターのほうが影響が少ないため、仮想通貨業界にはそれほど大きな衝撃を与えないのではないでしょうか。少なくとも上のチャートよりは影響が少ないもののと見たいところです。
仮想通貨の規制ラッシュは受け入れられるための通過儀礼
ここ最近、仮想通貨の実用化のニュースとともに各国や企業の規制ニュースが相次いでいますが、それを全て悪材料とみなすのは早計です。
何故ならば、これまでの仮想通貨があまりにも「無法地帯」だったからです。
ツイッターには、「リツイートしたらコインを配布」などと有名人になりすましたツイートが氾濫しています。これから、ビットコインやイーサリアムが世の中に受け入れられて、実用化されていくのであれば、既存の株式や通貨のようにある程度の「ルール」が決められていなければ、知識と資金力が少ない個人が詐欺や大手投資家などに、資金を奪われるだけです。
GoogleやFacebookの規制内容も、仮想通貨自体を悪としている訳ではなく、仮想通貨を隠れ蓑にした詐欺的案件を追い出すために、各種規制を決定しました。
日本では規制と聞くと悪いイメージがありますが「ルール」と読み替えれば、決してネガティブニュースではありません。誰でも安全に取引できるようになれば、自ずと参加者が増えて市場は広がります。
まとめ
ツイッター社の仮想通貨広告の禁止ニュースは、スカイニュースの独占スクープで、ツイッター社からは公式発表はありません。
ただFacebook、Google、と仮想通貨広告の規制が続いていますので、ツイッターだけ規制なしという訳にはいかないでしょう。開催中のG20では仮想通貨のルール作りが進むと見られていますので、各通貨にとっては先行きが明るいとは、いえないニュースが続きそうです。
しかし、仮想通貨業界はこれまであまりにも無法状態だったので、今後浸透していく過程で「規制」や「ルール」は避けては通れない問題。本物だけが生き残っていく段階になると思われるので、自分で見極めながら投資していきましょう。
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