世界最大ファンドであり594兆円の資産を運用するブラックロック社が仮想通貨市場への参入を検討中

ビットコインのETF採用可能性が高いという観測の元、ビットコインをはじめとする各仮想通貨価格は上向いていますね。

そんな時にタイミングよく、追い風となるニュースが飛び込みました。あの有名なブラックロック社が仮想通貨投資に参入することを検討しているというのです。

では早速本文を確認してみましょう。

ブラックロック社は594兆円を運用する世界最大ファンド

参考記事(ここからは以下の記事を和訳または意訳した内容です)

ファイナンシャルニュースのレポートによると、594兆円の資産を運用するブラックロック社が仮想通貨市場への参入を検討しているとのこと。

2018年の2月26日は、仮想通貨の流行に対して、ブラックロック社は以下の結論を発表していました。

「私たちは、仮想通貨が未来の市場において、より多く利用される潜在能力があると考えています。ただ、現在の仮想通貨市場は、資産の全てを失う覚悟がある人のみが参加すべき状態です」

しかしながら、ロンドンのファイナンシャルニュースによると、ブラックロックに近しい多くの人たちは

仮想通貨投資投資や、その基盤となるブロックチェーン技術などを調査するために、多くの分野から人を集めた専門チームを作っている。ブラックロックが、ビットコインの先物に投資すべきかどうかを検討し、ライバル社たちが仮想通貨をどのように使っているのか、そしてそれがビジネスに影響があるのかを調査している」

と、話していると伝えています。

もしこの話が本当であれば、ブラックロック社のCEOラリーフランクが2017年10月13日のミーティングで「ビットコインはマネーロンダリングの手段だ」と述べた会社の考えを大きく転換することになります。

「ビットコインには、世界中にどれほどのマネーロンダリングの需要があることが明白だ。これが、私がビットコインに関して考える全てである」

JPモルガンチェースのCEOジェイミーダイモン氏は同じ日にビットコインを買う人は「バカだ」と発言しています。

「あなたがビットコインを買うほどバカであるならば、いつの日かお金を失うでしょう。ビットコインは、あなたが買いたくなるように、だれかが仕向け、あなたによって利益を確定している。それを繰り返しているだけだ」

これは、CNBCアフリカの「クリプトトレード」という番組のホストであるRan NewNer氏がブラックロックの仮想通貨市場参入の可能性についてツイートしたものです。

「先物とETFの違いは、ETFが市場から現物を購入しなければならない点です。世界最大のETF企業が仮想通貨市場に注目し、SECによるETF売買の妨害もなくなったのであれば非常に面白い」

2018年1月3日のファイナンシャルタイムズのレポートによると、ブラックロック社のETF部門は、2017年に2460億ドルの新規事業投資を達成して、前年度の1406億と比較すると76%も増加しています。ブラックロック社は2022年には4.5兆ドルのETFの資産が2倍になると予想しているとのこと。

ブラックロック社は、北米、南米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、中東、アフリカの顧客の資産を管理しています。顧客の中には、企業、公的組合や年金制度、政府、保険会社、投資信託、飢饉や財団、ファンド、銀行、金融の専門家そして個人が含まれています。ブラックロック社のオフィスは世界で30箇所、従業員は13000人です。

まとめ

ニュースを確認してみると、ブラックロック社が各分野の人物を集めチームを作っているなど、具体的な情報が入っていますので、ブラックロック社の参入は本当かもしれませんね。

ビットコインはマネーロンダリングとトップが発言しておきながら、ここにきての手のひら返しは興味深いものです。8月10日はビットコインのETF取り扱い可否が判明しますので、しばらくはニュースと値動きから目が離せませんね。

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士事務所で働く24歳OL。2016年8月に、わけも分からず仮想通貨を買って握りしめていたことが全てのはじまり。以前は「男にたかる港ガール」だったが、仮想通貨がキッカケで「自力で稼ぐこと」に目覚めて、今はICOや草コインを買いあさり、トレードまで自分で行うまでに。「クリプトカレンシー女子」として情報発信も広く行っている。