GACKTのスピンドルはICOのさらなる普及への光となるか？

2017年の年末。ミュージシャンのGACKTさんが仮想通貨のICOプロジェクト「SPINDLE（スピンドル）」の事業に参画することを自身のブログで発表し、仮想通貨業界で大きな話題になりました。

GACKTさんは今回の仮想通貨事業への参画について、芸能人・ミュージシャンという立場を活用した仮想通貨事業における広告塔としてではなく、あくまでも一事業者として関わっていくとしており、本名である「大槻ガクト」という名前を公にしていることからも仮想通貨事業に対する本気度が伝わってきます。

こうした公の舞台に立つ人物の仮想通貨事業への参入は、さらなる一般普及への光となるのでしょうか？今回はGACKTさんの仮想通貨に対する想いやSPINDLEについて、また現時点で仮想通貨について言及している芸能人についてなどをまとめてご紹介します。

SPINDLEのテーマ「世界中の全ての人が、自立した人生を歩むために」

URL：https://spindle.zone/jp/?id=spindle

今回GACKTさんが参画を発表したSPINDLEは「世界中の全ての人が、自立した人生を歩むために」というテーマを掲げています。今まで投資に触れたことがないという人たちに、投資や運用がいかに楽しく生活を豊かにするものであるかを知ってもらおうという、言わばチャレンジ精神的な要素も含んだプラットフォームとなっています。

ブロックチェーンとスマートコントラクト技術を用いて記録された情報は透明性が高く、投資者と運用者の間に対等な関係を生み出します。

この公平な関係とそれを支える情報の信頼性が、今まで投資に関わったことがないという人たちの不安を取り除き、これから仮想通貨に取り組むきっかけになると言われています。すでに運用に取り組んでいる投資家の間でも、SPINDLEのトークン機能や「今後のロードマップがどのようなものになるのか」という話題で盛り上がりをみせているようです。

GACKTが語る仮想通貨「馬車から車に変わった以上に世界的な変革」

今回のGACKTさんの発表に、彼のファンや仮想通貨に関わる人物からは賛否両論の意見が飛び交いました。

しかし、彼は「今までどんなものも、社会に登場した時は【異端】だった」と、今回の参画に対して絶対の自信をもった様子が伺えます。彼は仮想通貨事業、そして仮想通貨自体について「国や政治を超えた貨幣の民主化であり、止めることのできない世界の最大成長産業」と断言。さらに、「馬車から車に変わった時代以上の世界的な変革の訪れである」と自身のブログで公言しており、これからさらなる普及が進むことを示唆しています。

また、記事冒頭でもお伝えした通り、彼は今回の参画において「GACKT」名義ではなく本名である「大槻ガクト」名義を公にし、一事業者として本気でSPINDLEの挑戦に貢献していく姿勢を示しています。

仮想通貨は、もはや止めることのできない、この世界の最大成長産業であることは誰にも否めない。これは、馬車からクルマに変わった時代以上の世界的な変革の時代が訪れたと言っていい。インターネットの出現以上の産業だ。引用元：GACKT Official Blog｜【大城 ガクト】と【 仮想通貨 】

彼の言うとおり、仮想通貨の登場は時代の変革となるのでしょうか？また、その時代でSPINDLEがどういった役割を果たしていくのかにも期待が集まります。

「ロンブー淳」「出川哲朗」仮想通貨に興味を示す芸能人たちの存在

GACKTさんを始めとして、仮想通貨を保持、または興味を示す発言をしている芸能人は多数存在します。

例えばお笑い芸人であるロンドンブーツ1号2号の田村淳さん、平成ノブシコブシの吉村崇さんなど、非常に大きな影響力を持つ方々も仮想通貨を保持しているとのことです。さらに最近では、芸能人を起用した仮想通貨取引所のテレビCMも頻繁にオンエアされていますよね。有名なところでは出川哲朗さんや女優の成海璃子さんでしょうか。

仮想通貨取引所コインチェックがTVCMで出川哲朗とコラボ

2017年12月8日

出川哲朗さんは、自身の冠番組でビットコインについて学んでいたことも記憶に新しいかと思います。

芸能人の仮想通貨についての言及は、一般層の興味へも繋がります。また、出川哲朗さんが出演した番組のオンエア後はコインチェックに口座開設希望者が殺到したという実例もあり、実際に市場への影響も見られます。

今後も芸能人が仮想通貨の存在を公の場で広めていけば、今まで仮想通貨に触れてこなかったユーザーも参入し、さらなる普及が期待できるでしょう。GACKTさんが思い描く未来は、彼を筆頭とした芸能人が切り開いていくのかもしれません。